スタッフからのメッセージ

サービス

emotionally

つい先日は創業祭で中野店は大盛り上がり、まるで“祭りのあと”の様な雰囲気が少々秋の香りと共に良き花鳥風月を醸し出しております。

東京、中野区は野方より、お送りしておりますは中野店サービスブログ。

たまに気が向いた時に、ハーレーのお話、拙くも社会情勢や政治、そんなこんなを書き綴ったりなんかしております。 最近は迷走中のブログの趣旨も書いております本人すらよく分らないのですが、それはそれでそういう時期なのだろうと、楽観したりもしております。

楽観と共に、最近はやけにエモーショナリーなワタシでして、歳のせいなんでしょうかね?”マルモのおきて”、なるドラマをDVDで拝見したのですが、現在第3話ですが・・・3話とも号泣ですやん!!

いやぁ、正直涙腺壊れてシモウタカトオモタアルネ! 生まれてこの方子供なんぞ欲しいとは思った事は無かったのですが、欲しいですね、子供! いいですね~賑やかで!

まぁそんなこんなで割と平和な日々を過ごす芦田は世界的に平和な日々を草葉の陰から望んでおります。

さて。

nakano-service-140

久しぶりに2連休頂きましたので、この機会にと、かねてから所望しておりました博物館へと、野暮用も兼ねて足を運びました。 実はワタシ結構博物館にはうるさいんです~、むはー。

こちらの博物館は割と知る人ぞ知る、”ブリジストンタイヤ博物館”。 

まぁ私が石橋氏の偉業についてアレコレ語るのもおかしな話なので、経緯は何にしても、1900年初頭から事業を始め、地下足袋から出発して、一代で世界を股にかける財閥へと発展させたトンデモナイ男である。

何より素晴らしいと思ったのは、社是。 ”最高の品質で、社会に貢献” どんだけ男前やねん。 その根拠たる所以か、博物館は入館無料! 社会にも、芦田にも優しいですやん?

nakano-service-134

タイヤのイメージが強うございますが、免振ゴムの開発にも長けておるようで、何と!建物の地下がスケルトンになっとりまして、免振ゴムが見える! ゾクゾクします・・・ここで30分じーっとゴムを見る芦田はいかれてますね。

nakano-service-119

何と!こちらジャンボジェットのタイヤ!凄い!―50℃から220℃までの温度変化に対応して、30トンの重さにも耐える!此れの中身も見れます。 

nakano-service-116

先日A様とお話ししましたカーボンなんちゃら。 ワタシ勘違いして入ってないと申しましたが、しっかり入ってました!! ど~ん。 タイヤが黒い理由は此れなんだそうです。 無茶苦茶興奮しますね!

nakano-service-122

こちらは世界一デカイタイヤ、手すりの大きさが芦田の身長より多少低い位。 その大きさ想像できますでしょうか?4メートル位あるそうです。

nakano-service-136

今回一番見たかったのがこの“タイヤ釜”。 これに生タイヤを入れて、その後ゴムを流し込むそうです。 そしたら溝付きのタイヤになるんですって。

nakano-service-137

この小さな穴がエア抜きで、よく新品タイヤに付いてるヒゲは此れなんですね!いやぁ素敵だなぁ~。 インダストリィって神秘ですよね~。

nakano-service-139

イルカの人口尾びれなども開発しておられる様で、もはや何でもアリですね。

なんて感動しっ放しでしたよ。 でも受付のお姉さんはそんなに可愛くなかったかな、おっとこりゃ失礼!

それではまた!

中野店サービスでした~。

季節移ろって

夏場は兎に角忙しく、暑さが酷かったのが記憶に鮮明でした。

皆様の夏は如何でしたでしょうか・・・? 海にでも行かれましたか? 浜辺でナンパ等勤しまれましたか?

いやいやそれよりもっと、あんなことやこんなことまでやられましたか? まぁひと夏の火遊びなんてぇのは、なかなか一興で御座いやして、何分若人などは火遊びじゃあスまねぇ事もやってしまったりしまいやすぜぇ。

とは言え私も高々32歳なので、そんな偉そうに達観している訳ではありやせんが、最近じゃあそれほどハメを外す事も無くですね。

そりゃもう遊びに出掛けても、終電が近くなるとソワソワし始めて、30分を切るとアタフタし始めます。 終電のがした時なんぞは、諦めと切なさで海岸に打ち上げられたクラゲの様になっとります。

そんな私も、若かりし頃はですね、夏にもなると暇さえあれば海へ出かけては、海の家の人魚を御誘いしては断られて、仕舞にはその子はバイトを辞めてしまい、今思い出せば若干自分に引きますわ。

まぁ若さだけでは人魚は落ちまヘンですなぁ。

nakano-service-049

季節変わって”秋”、工場裏。

nakano-service-050

久々に外回りのお掃除。 はぁ~秋ですねぇ、うっとり。 ワタシ冬と秋が大好きでして。 もうウットリですよ。

nakano-service-041

季節の変わり目という事もあり、先日は大掃除を行うの巻。 サムライは掃除が出来る人。 

でも掃除って面白い物ですよ。

掃除自体が面白いというのもありますが、掃除は其の人や、その場所の環境を全て暗示します。

いつも綺麗な人、綺麗過ぎる人が良い状態なのか?一概にそうも言えません。

逆に綺麗好きな人が、汚い環境に陥った時、これが赤信号ですね。 物理的な部分にしろ精神的な部分にしろ、根本的に大きな問題を抱えている事がしばしば。 問題解決には、本人の限界を超えている場合は他者のフォローアップも必要なケースもありますが、まぁ社会はそうそう甘くはありませんね。

部屋の状態で健康状態も大体分かったりする物ですから面白い物です。 

事、ハーレーの技術者たる者も、そのワークスにおいては同じことが言えるのではないかと思ったり致します。 

真面目な事言い過ぎでしょうか・・・?

中野店サービスから、秋のお知らせでした。

ご好評につき・・・

第4回を迎えました毎年恒例の創業感謝祭、今年もやります中野店サービス。

えぇそうです、昨年の破天荒な講座に若干の反省を加えつつ、今年も皆様に愛される中野店サービス目指し、一先ず御先に事前告知等、ご賞味如何でしょうか?

一味違うサービスファクトリー、中野店サービスは夢で出来ております。

今年のサービスプレゼンツは・・・

”Harley-Davidson 一問一答” ご来店頂きました際にお渡しする質問シートにご記入いただきましたお客様のお声に、中野店の愉快な仲間達がズバリコメントをズバッと!!

最優秀Q賞には豪華賞品をご用意しております!

更に!!今年もやります”遅乗り大会”! 昨年の盛り上がりから更に期待が高まるハプニング!!

こちらも優勝者には豪華賞品を!!

何が起きるやら? 皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております! 来て頂かないと不肖芦田、寂しくて旅に出ちゃうかもですよ~!

それはこ の様な雰囲気で・・・

真実一路

野田政権が発足して暫く経過致しましたか、9月も半ば過ぎて今年も残す所あと3カ月と半。 

発足したばかりで、私の心配も的中でしょうか?早速問題発生のコケ下ろし状態が露呈し始めました。 もはや茶番とまでは云いたくは御座いませぬが、政権を取り戻したい自民党も気持ちは分かるが、ちょっと落ち着いて欲しいなぁと思ったり致しますは客観的過ぎるからでしょうか。

大連立などと、比較的大胆な政策もチラホラ出たり致しますが、本来ありゃ付け焼刃でしょうし、今回は大連立にする以前に、政局の安定という問題にフォーカス致しますと、最も基本的な人間同士のやり取りに問題がある様な気もします。 結局、”カネと利権”の問題ですか。

そんな事はさて置き、久々の中野店サービスブログ、ハーレーが出てこんではないかと怒られそうな気配にビビってしまっております芦田は、親知らずが重症で、投薬で戦っております。

今日は久しぶりに、マシンの画像が出てきますでしょうか。

nakano-service-023

過去から遡って現在に至る殆どの内燃機機関において、いつの時代も発生し続ける“ブローバイガスとオイル”。

昨今の内燃機機関につきては特に、法的な措置と環境保全の為に循環及び再燃システムを搭載することが設計の段階で義務付けられており、その循環システムの恩恵でガスやオイルを感覚的に体感することは滅多になくなったのではないでしょうか?

しかしながら事ハーレーにおいては今以て御目にかかる事もしばしば・・。

果て原因を述べよと問われるとそれもブログなんぞで浅はかに語る程シンプルな物でもないかと。それは出口から出てくる一つの物質との戦いですか。 どうしても”循環”させたいからですよ、何故?正攻法に則るからです。

今回、一つ可能性のお話となるのは、比較的低回転、及びアイドリングでの使用環境が多い車両で、決して悪い意味ではなく、そういった使い方(癖とでも言いますか)をしているお客様に限った吹き返し。 特に女性のユーザーでブローバイの吹き返しが何故多いのかと最近考えておりました、偶然私がよく見ているだけなのかもと、疑問は残るが・・・・。

さて、ある一定条件の使用環境で出やすいと云いたい(推測)のであれば、やはり本体のコンディションはある程度一定条件を保たねばなりません。

オイルレベル、オイルリターン通路の確保、オイルリターン能力の確保、ピストンリング、シリンダー、ブリーザーバルブの性能。

nakano-service-021

稚拙な字で恐縮ですが、シリンダーの状態を確認する前にやっておきたいのがリークダウンテスト。 これのリーク率によっては燃焼室を含めたシリンダー内部のある程度の状態が図り知れます。 必要に応じて分解して目視及び計測の必要性があるかと思われます。 

当然ながらシリンダーに問題があり、ブローバイ圧力が過剰であれば循環する際に、引き連れるオイル量が過多となり、ブリーザーバルブの能力をキャリーオーバーしたならこれは、使用環境ではなく故障ではないかと思います。

まァ当然オイルポンプの状態も確認。

nakano-service-019

こいつの能力に問題があるとした場合、それが故障にしろ基本性能の低さにしろ、ブローバイの吹き返しが発生する原因となり得ますが・・・、今回は全く持って問題なし。 ここに問題があり、中回転以上の高速一定速度走行で、ブローバイオイル吹き替え返し過多となる症状は比較的多く見受けられますが、今回は少々条件が違うし、問題無し。

さぁ大分疲れてきました。

どうしても女性が乗るXLハーレーにブローバイ吹き返しが多いのじゃないか?説(仮説)まで引っ張り込みたいのですが、いやぁ疲れてしまった、というか時間が無いですね。

そもそも何故低回転時、特にアイドリング時はブローバイオイルの吹き返しが多くなるのか?回転を上げていくと圧力も下がり、吹き返しが減る傾向が強い。 此れが特に、ロッカーにたっぷりオイルが残った時、つまり温間作動時に“ピッピッピッ”と出てくる時。

それが正に疑問に残る部分でして、此れに関して一つの推論を。

①シリンダーのストローク時間が長い? 

当然低回転であればピストンのストローク時間もゆっくりとストロークしており、反して高回転時には上下の往復はずっと早くなる。 ストローク最中は当然静止状態よりもリングとオイルとシリンダー壁の三者間のシーリング効果は下がってしまう筈。 ならば燃焼圧力発生時から排気行程期間は出来るだけ短い方がケース側へ移動するブローバイガス総量も少なくなるのではないだろうか。

更に、高回転の方が圧力が高くなるのではないかと一瞬思ったりするが、それは無い。 オットーサイクルにおいて、燃焼圧力上昇スピードはほぼ一定状態であり、燃焼室圧力とは燃焼圧力+燃焼室膨張率であるから、瞬間的に広い容積へと燃焼ガスを導く高回転時の方が機械的な条件を踏まえた室内圧力上昇は緩やかなのである。

理論上、低い回転数の方が単純にブローバイガス圧力で言えば“不利”である。

つまりオイルを引き出しやすい環境を作り出しているのではないだろうか、その様な疑問を感じながら、では低回転ばかり使用するビッグツインも同じように出るのかと聞かれると、理論的には既出の圧力環境になるとは思うが、それはリターン能力とリターン通路の構造に差があり、同様の傾向にはなりにくい。 また、別傾向でのブローバイトラブルが発生しやすいのがビッグツインだ。 

実はXLにはブリーザーバルブの位置とリターン通路(性能)にも関係があると感じている。

nakano-service-016

ブリーザーバルブとリターン回収ホールの距離に注目したい。

と・・・いうところで続きは又気が向いた時にでも・・・。

nakano-service-005

所で、先日休暇を取り、地元姫路に帰って参りました。 その際小豆島へぶらりと放浪。

nakano-service-006

皆様小豆島なんぞご存知ですか?香川県ですね、関東では結構マニアックかと。 しかしながら、映画の撮影等では意外と有名。

「八日目の蝉」などでロケ地として有名、まぁ因みに私は映画観て号泣しましたが。 画像は“千枚田”、かなり有名ですね、たまに風景写真とかで出る物です。

それでは中野店サービスでした~。

マンネリ等、物憂げである。

野田政権が発足、支持率は歴代5位との事。

はてそれは凄いではないかと、歴代を調べてみました所。 1位は著名な総理、小泉元総理大臣様、これはまぁ近年でも、ある程度実績を残された総理として記憶に新しいのではありませんでしょうか?

反面・・・と云っては失礼かとは思いますが、どうなんでしょう?他の方の顔ぶれ。 

個人的に感じましたのは、これに現るは近年における政治的改革への”期待度の高さ”でしょうか。 何にしても平均的に6割くらいの人が期待をしているとなると、反面、現状への鬱積した物はやはり大きいのだと感じるのは明らか。 

正確な支持率とは年代も違えば、土地柄もあるやもしれませんし、本質的な支持率など測り様がないのかもしれませぬ。

何にしても、”落ち着いた政治”を展開して頂きたいと願うのは国民において大半ではないかと思います、これだけ展開が早いと、本当に実力を発揮して頂いたのかどうか、毛頭から疑問を残して辞めている気が致しますのは、客観的過ぎますでしょうか?

本日は久方ぶりの更新となりました中野店サービスブログ。 いつもでしたらここからマニアックな世界へ引きずり込むとっても”ずるいパターン”。

このブログも少々マンネリ化して参りまして、少しは趣向を変えていこうかと幾度となく思ったりしておりました。

えぇ、ソウ思う事により、自身のマンネリ化も防ぐ=退屈しない男。 此れ芦田流メカニック道に御座います。

そんな訳で、中野店サービスは相変わらずへヴィなお仕事やってはおりますが、差別化をバシバシ図って参ります。

今回からはやや休日的なお話を展開できればと。 え?ハーレーは出るのかと? 無論深層部では直結している筈・・・、その筈、その様に展開してみます。

nakano-service-001

話は変わりますが、こちらは某ステーキハウスの“500グラムステーキ”。 当店の常連様A様からお誘い頂き、先日挑戦させて頂きました。 通称 ”男だろ!?ステーキ祭り2011”。

500グラムを黙って食べた後に。

nakano-service-003

300グラムのハンバーグを喰らう。 黙って喰らう、ビールを飲む。

nakano-service-004

その後に300グラムのハンバーグ喰う、ビール飲む、笑う。 以上。 

で、翌日ハーレーいじる、乗る、笑う、以上。

そんな休日を過ごしたりしております芦田ですた。 良い事ばかりではないかもしれませんが、自分から楽しい事探してみましょう!

美しき労働者達

猛暑、それは時折やって参ります恐るべき気温上昇。

その気温を感じた瞬間、人はこう思います。

「あ、もうこれ無理やん?あ!此れ絶対無理やん?」

何で2回言うとんねん、という突っ込みがすかさず入りますは、本日も猛暑が続きます中野区の野方よりお送りしております、中野店サービスだより。

中野区の北には練馬区なんてぇのが御座いやして、こちらは日本でもトップクラスの猛暑地区に御座いまして、中野区もその煽りか、まずまず暑いのです。 

巷では気温だけならず、メディアに根付くサブカルチャーでも熱い論争が巻き起こっておりますようで、簡単に流行の一言では済まされないのか“韓流”。 もともと韓流が良い悪い等とナンセンスな話で御座いまして、好きか嫌いかでお話が進むのが筋ではないかと思ったりも致しました。

その比率を反映してゆくのが所謂番組スケジュールで、好きな人が多いのも需要があるからのものだねなのではないかと思ったり致します。

とは言え元々”アメリカ流”に染色されたこの国に、本来の色が何だったかを思い出すのは少々骨が折れますのは、云わずもがな。 しかし今更、等と云ってしまうと愛国心も無さ過ぎるのか。 

いずれにしてもこの論争、着地点が見えませぬ。

はてさて、随分と久しぶりの更新に御座いましたのは、ご察しの通りに御座いまして、正直それどころではない状況にはなっておりまして。 意地で書いていたブログも実状に折衷されまして、少々間が空きました。

それでは久しぶりにいってみましょう!

img_7680

さてこちらのクリーニングキットと云いますか、メンテナンスキットでしょうか。 持主はとある業者様・・・。 やっとお約束果たす時が来ました。

 img_7776

こちらはケミカル製品で御馴染みの和光ケミカル様のロックタイト、メカニックが使用しておりますとキャップの周りがベタベタになって随分と始末に困る事があります。 先日、WAKO’S担当者の方が来られた際に、わざわざロックタイトを探してゴソゴソと何をしているのかなと思って見ていたら、手で綺麗にボトルの汚れを落としてるんですね。

img_7679

しまいにゃトイレ掃除まで始めてしまうSさん。 いやぁ脱帽ですわ、誰から買うかと聞かれたら貴方から買うでしょうね。 自社製品を愛するその美しき背中、私も見習わなければと痛感致しましたよ。 

かつて怠慢だった担当者さんを立ち入り禁止にした事がありましたが、人によって此れほど違うのかと。

中野店サービスも負けてはいられませんね。

img_7664

左側はP/M製アクスルスペーサー、右は余りのストックスペーサー。 こちを使ってある物を作るパターン、王道パターン。

img_7665

ストックの物に削りを入れてリブを立てますねん。

img_7669

手前の銀色の物がストックから削ったスペーサー、PM製のキャリパーサポートにフィッティングします。 これに。

img_7670

スペーサーにモヒカン状のブラケットを立てる型紙。 モヒカンと云えば、先日電車の中で、モヒカンとチンピラ風の人が言い争ってました。 怖いですね! 

img_7674

型紙からやはり金属板へ切り出します。 その後モヒカンの人がひざ蹴りを入れられてウッ!てなってました。 

img_7678

後は溶着させて、一体化させますが、やはりこの時結構な歪みが出ますので、歪みの分だけオイルストーンで平面が出るまで慣らします。

img_7681

そのままアクスルに挿入した所、フム、割と一回目でクリアランス出ました模様。

img_7684

この様な具合で後はコーティングして完了です、MCチームのプレートなど取り付けると調子が良いのではないでしょうか?

中野店サービスだよりでした~。 それにしても、電車の中ではどちら様も、具合の悪そうな人には近づかない方が身の為ですね~、震災後もストレス社会に拍車がかかって参りました。 

有為転変は世の習い 

個人的にも社会的にも忙しなく事が起こり、過ぎ去っていく時間の中。

はて人は、兎角現代人は、思い返す暇さえ無く走り続ける今日この頃にございますが、それでも一息つけず、まるで濁流の様に全てを巻き込み押し流して行ってしまう激動の時代に御座います。 

本日は身内の訃報連絡にも拘らず、余りの忙しさに適当に流してしまい、32歳にして父親からお叱りを頂いてしまいました。 思えば礼儀作法は非常に厳しい方だった事を改めて思い出し、不謹慎ながら懐かしくなってしまいました。

話は変わり世の中は、相撲のやらせに続き、原子力保安院のやらせまで勃発致しましたようで、こうなりゃNASAなんかもやらせで宇宙人かなんか適当に出してきて皆でわっと騒いでしまおうって訳にゃ参りませんか?

そんな話はさて置きですよ、アメリカへ行って帰ってきてあっという間に1週間。 早すぎますぞ。

そんな訳でアメリカSDM広報Ver.堅苦しいご紹介ではちっとも面白くないので、少し”eye-friendly”でいきましょう!

sdm-212

雨の羽田空港、飛行機を見ると物凄い興奮します・・が。 割といい歳なのでグッと我慢じゃー! 「マンマー!飛行機じゃー!」と騒ぐ子供が実はごっつ羨ましかったり致します。

sdm-214

うっちーが雨の羽田からこんにちは。 出国手続きも終わり、興奮状態。 いきなり廊下とか走り出すのではないかと若干心配したりしましたが、大丈夫でした。

sdm-215

興奮しすぎて、空港職員に取り囲まれたうっち~。 カツシン・・・? パンツ?

sdm-218

いきなり到着して初日からドエライお出迎えして頂きました。 ムービースターに扮したエキストラが沢山出張っておりました。 

sdm-219

食事もやはり想像どおりでしょうか? まぁはっきり言ってアメリカはこの手の食事ばかりに御座る、基本”焼く”=”食える”かと。 

sdm-024

服部さん拙者より食べておられましたね・・・? えぇ内緒ですとも。 

sdm-048

え?遊びに行ったのか? 滅相もないですよ、真剣ですよ真剣。

sdm-228

如何でしょうか?カリフォルニアの街並み。 カリフォルニアに住んでいたのは早6年前になります、歳食ったなぁ・・・。

sdm-231

カリフォルニアの空は緑が映えます。 心が弾むのです。

sdm-229

あれ、LAXですね、そうです。 早帰りのシーン。 ちょっと巻きすぎじゃないかって?いやいや、後が詰まっております故! ご容赦ください! なにせ5分休憩できない程のスケジュールの芦田が6日間不在という事は、まぁトンデモナイことになってしまったという事です、すいません。(笑)

sdm-186

最後は皆で記念撮影です。 しかも記念撮影はこれだけ! まぁ正直言いますと二人とも買い物好き過ぎ(笑)。 次の機会は景色もしっかり見て下さいね~、勿論仕事もバッチリやりまっせ。

次回からは通常モードのブログに戻ります、W社S様もう暫し、もう暫しお待ちを!

中野店サービスでした。

限界を超えると又零からになる。

アメリカから帰って参りました昨晩から一夜明け、本日も全開ガールではない、全開野郎芦田がお送りするのは中野店サービスだより。

勿論翌日から休憩なしでぶっ続けの15時間。 全開野郎の力も焼け石に水・・・全く終わりまへん。兎にも角にも、終わらない物は仕方ないので、失敗の無いよう、確実なお仕事やるのが私の第一の使命に御座います故、このペースだけは崩せませぬ。

話は変わりますが、ブログファンの殿堂入り頂きましたK様、その節はありがとうございました。 差し入れは拙僧の様な物には勿体ないので、お気持ちだけ有り難く頂きます故。 

nakano-service-898

静かに今日という日の幕を閉じる中野サービスファクトリー、休日返上で彼女とのデートもそこそこにする2鉄。 君には厳しい事も云うが、会社を出ればまぁ割と嫌いではないよ。 遅くまでお疲れ様。

ブログ出演依頼頂きましたW社S様、今暫しお待ち下さいませ、通常モードのたよりにてご紹介させて頂きます故、約束はお守り致します。

しかし・・・、終電も無いしどうしましょう。 

さてさて、取り急ぎ帰国のご報告はこの辺りで。 

中野店サービスでした~。

目が覚めたらバイクになってしまうのではないかと・・・

アッと気付くとアメリカへ出発の日が明日と迫っておりました、今日の午後6時。

未だ何の用意も出来ずで、流石に今晩にでも準備をやらにゃいかんなぁといい緊張感が漂って参りました。 とは言え本日は3連休の最終日ですか、如何でしたでしょうか皆様の3連休。

わたしゃもっぱら・・・バイクいじり野郎ですよ、えぇ、そりゃもう半端ではない訳です。 寝てる時間以外は全てバイク野郎まっしぐらです、朝起きたら私自身がハーレーになってしまってるんじゃないかと恐怖に駆られます。

そして喋ったらやはり「ドゥルン!ドォウルン!」ってなるんでしょうか、期待に応えたいですねその辺は。 

e784a1e9a18c1

冗談はさて置きまして、明日から6日間芦田不在の為、皆様に相当な(更なる?)ご迷惑をお掛けする形になってしまいまするが、何卒ご了承頂きたく。 申し訳ありません!

と云いますのも、昨今の中野店ファクトリーは様々なお仕事ご依頼頂いて嬉しい悲鳴と、拘りを捨てられぬ品質第一主義との狭間で「もぉ~お父さん!靴下裏返しに脱がないで!!」って嫁に叱られるおとっちゃん位のプレッシャーを隠しきれませぬ。

そしてそんな中野店サービスの技術野郎共は、学校の優しい女の先生に間違って「おかあちゃん!」って呼んでしまった時くらいのピュアなハートです。

ま、とりあえず何かありましたら芦田戻るまではサムライに言付けの方を宜しくお願い申し上げます。とは言え腐っても鯛です、2年住んでた経験上、6日間行く位は軽井沢でカブトムシ採る位のもんです。

さてさて中野店さーびちゅ❤

nakano-service-800

現行型のFXSTSBのスプリンガー。 クラシックシリーズにて何度かご紹介させて頂きましたが、今回は此れのカスタムは先日ご紹介させて頂きましたN様のクロスボーンズ続き。 ってまだそこかよ!という位遅れてのご紹介に御座る。 

nakano-service-801

仰々しかったショックアブソーバーを取り外して、とあるパーツを取り付け。 スプリングフォークのみの手入れですとリジッドフォークまで下ろす必要はまぁ無いと言えます。

nakano-service-811

こいつがインターナルマウント状態で取り外したショックアブソーバーの代わりを担うガススプリング。・・・と云った方が正確でしょうか。 こ奴の装着構成上でリバウンドスプリングが無効化される為、このガススプリング自体はノーマルのショックアブソーバーと違い、リバウンド側にスプリング効果が機能しています。 え?何の事かよく分らない? まぁアイスコーヒーでも飲みましょう。

nakano-service-824

基本的にボルトオンで御座るが、若干の考察は無いとは云えないこ奴。 どうでしょう?仰々しくなくなりましたでしょうか。

img_0427

合わせてヘッドライトもリプレイスしてマウント位置をカスタマイズ作戦で御座る。 色々な位置で考えましたが、ジブリなこの位置が良いかな・・・?

nakano-service-846

さくっとジブリなステーを作ってマウントしてみたのですが・・・何か気に入らない! 何かおかしい!

img_0430

気に入らないので、ビードを解除して1センチカット。 再度溶着してこの位置。 

nakano-service-8621

まじまじ眺めて、さらに翌日も眺めて納得できたらやっとOKです。 納得できないなら出来るまでやり続けます。

img_0432

お次はこちら、幾つか切りだされた材料は、料理する時の下ごしらえみたいなもんでしょうか。

img_0434

これらサクサクと組み立てて参りましてですね、しかし最近思いますのは薄板物で流線のボックス作るのが一番難しいと思います。 角物は割とイージーではないでしょうか。

img_0437

出来上がりがイメージ出来て参りましたでしょうか?

img_0441

こいつに2又の薄板を取り付けます、画像は型紙にござる。

img_0443

こんな感じになりましたら、後は仮付けして具合を確認。

img_0446

この様な形になり申して、後は厚くコーティングして完了に御座る。 この手の品は、部品メーカーも車体構造が流動的であるとなかなか手を出しにくい物で、量産する事は、小物販売マーケティングにおいて先見の目が無いとヒットは安易ではない。

nakano-service-897

そしてこちら、自腹で購入致しましたリベンジ!用の1.2メートルの鉄板。 冷間圧延材、所謂車輛外板に使われております代物で、大した板ではありません。 比較的加工しやすい鉄板で御座る、鉄板焼とかもこれかな? これでシートベースのリベンジやったりまっせ。

さて、アメリカから帰って参りましたらこちらのご紹介でもと・・・

nakano-service-878

と思ったのですが、アメリカ珍道中のブログも書かねばいかんなと思っとります、こりゃ忙しいです。

中野店サービスだより

仙人の業 2

中国地方は既に梅雨明けとのお話、アジサイの萎れるこの時期に梅雨の終焉を感じ取ることが出来ます。 皆様如何お過ごしでしょうか?2011年も後半戦です!そうです、「今年は良い年にするんじゃ~ワシ」と豪語しておりました芦田に御座いますが、どうでしょう? 今の所、まずまずでしょうか。

最近はうっち~とちょっとしたスラングにハマっておりまして、二人で何かと下品な会話を繰り広げております。 いい歳こいて情けないですが。(笑)

うっち~ 「ゲットハード!ゲットハード!ダームッ」

ワタシ 「ゲットー!!」

二人 「ワーハハハハ!きゃっきゃっ」

そんな少年の様な二人にどうか救いの手を。 というのも、今年は中野店からサマーディーラーミーティングなるまっこと大きなディーラー総会に出席できる貴重な機会を受け賜わりましてですね、不肖芦田、こりゃいっちょ男見せたらにゃいかんなと!おもっとる次第で御座います。 

そちらの語りは、3夜連続シリーズ位で、前代未聞な展開法を打ち立ててやろうと思ったりしております。 いや、あまりハードル上げるのもまずいですか。

さて、仙人の業、はて、こちらいつの間にシリーズ物になったのか?其れはさて置き、時に人は大職人が繰り出す神業を見て乞う云う比喩をする時が御座います。 「ま、まるで、仙人様の様じゃあ・・!」と。

ちなみに私の様な小兵は「えいっ、やぁ!」とやっすい技しか出せませぬが、いつかは、いつの日か私が敬愛してやまない二人の大職人の御膝元に近付ければと日々修業し始めて十数年が経ちました。

とてつもなく大きな山も、余りに離れておりますと、距離感が掴めず、その大きさになかなか気づくことすら御座いませぬ。 が、中途半端に努力し近づいた時に、近づいた山の大きさ、そしてその距離に、人は驚愕する事がしばしば。

此れ妙に、大職人の背を追う事に似て候。

少しばかり修業を積んでなまじ腕が上がると自惚れて、大職人と同じ技を編み出そうとして自らの身の丈を知る。 未だ大職人への道は遥かなる道程。 そんな事を思い知らされたここ2週間ほど。 我ながら退屈しない人生だと思ったりも致しました。

さてそんな中野店サービス車窓から、本日はプエルトリコ南部を走る列車から・・・

nakano-service-8301

こちらカスタムにてご入庫のN様クロスボーンズ。 色々とオーダー頂きました中で、今回はこちら。 サドルシート下のシートベース樹脂製の物をちょっと豪勢な金属形で作れないかとのオーダー。

nakano-service-832

色々と見ていると、意外と湾曲、後ろにECM鎮座。鉄板で叩き出すには、単なる平面一枚という訳にはいかないようで御座る。

nakano-service-833

まずは型紙を切り出しまして、願いましては~。 と、この辺りまではすんなりでしたが。

nakano-service-8351

型紙からステン板に線引き致しまして、フロント部分の製作に取り掛かる段取り。 しかしこの時点で材料チョイスが不味かった。 厚みも。 全てにおいて未熟。

nakano-service-837

こちら打ち出したフロント部分、形にはなっておりますが、何だか歪。

nakano-service-852

フロントに接合したリアハウジングになりますが、この時点で冷や汗ダラダラ。 0.5ミリ板を接合するのにマイッチング。 そう言えば1ミリまでしかやった事がなかった・・。 しかし、最後にはかなりの精度で溶接できるまでに、しかし時すでに遅し、全体として兎に角歪。 

img_0461

パテにてスムージングしたつもりが、甘かった!何もかも甘い。 100回位見直しましたが・・・、納車当日、やはり何回考えても自分に納得できない。

「何とか私めにもう一度チャンスを頂けませんでしょうか!?」

と泣きのリベンジ。 やはり、自分で素晴らしいと思えない物は商品として笑顔で出せぬ訳です。 と、云う訳で御座いまして、作り直し!!

なんて事も御座います、やはりまだまだ未熟者です・・・。

追記:H様 黒王は現状としてまずまずの進み具合です、アメリカに行くまでに仕上げたいと思います。

nakano-service-894