スタッフからのメッセージ

Tadsからの毎月恒例11月のSELECT ITEM

HIGH OUTPUT CHARGING SYSTEM

p1040664

高消費電力化が進むアクセエアリーの需要を満たすためには、多くの電力が必要となり、標準的な充電システムを消耗させてしまう可能性があります。しかし、案じることはありません。ここにその答えがあります。それは。新しいハーレーダビッドソン高出力チャージングシステムです。

この新しいシステムのメリットを理解して頂くために、モーターサイクルの充電システムの標準的な構成部品を見てみましょう。通常、充電システムはローター、ステーター、ボルテージレギュレターで構成されています。ローターとステーターは、三相交流(AC)電圧を生み出す発電機の役目を果たし、電圧はエンジンスピードに従って上昇します。ボルテージレギュレーターは、ローターとステーターから生じたAC出力を直流(DC)電圧に変換し、バッテリーと電気系統に供給します。また、バッテリーとモーターサイクルの電気部品への出力電圧を調整する役割も果たします。電圧が高すぎるとバッテリーと電気部品にダメージを与える恐れがある一方、電圧が低すぎると、バッテリーが放電し、電気部品の性能が落ちる可能性があります。そのため、この調整機能が必要になります。

充電システムは、イグニッション、ゲージ、ランプ等の重要な機能や、そのほかの電動アクセサリーに十分な電力が供給されようにするものです。また、バッテリーの充電を維持する機能もあります。充電システムが、システムが必要とする電力を満たせない場合には、バッテリーが電源となり、放電を開始します。充放電を繰り返すと、バッテリーの寿命が短くなり、ランプが暗くなるなど、アクセサリーの性能低下に繋がる可能性があります。放電のサイクルが深いほ、バッテリーへのダメージは多きくなります。半分放電した状態で放置したり、走行によりシステムの機能が弱まると、エンジンがかからない状態になり、ライダーが立ち往生する事態にもなりかねません。

高出力チャージングシステム

ツーリングモデルをお持ちのお客様は、幅広い電動アクセサリーを生かし、より快適なモーターサイクルライフを楽しまれています。お客様には、電力不足により性能を犠牲にすることなく、あらゆるアクセサリーをお使いいただけるようにしたいと考えております。この増加するニーズに応えるために、ハーレーダビッドソンは、ツーリング、CVOモデルを対象に、高出力チャージングシステムを導入しました。ヒーター付きのライディングギア、シート、グリップや、補助ランプ、ハイエンドのオーディオシステムをお使いのツーリングモデルオーナーの方々、特に高出力または複数のアンプをお持ちの方々にはメリットのある製品です。十分な電力供給により、アイドリング状態の時でさえも、これらのアクセサリーは最高の性能を発揮します。つまり、ランプが暗くなったり、オーディオシステムのダイナミックレンジが狭まったり、ヒーター付きライディングギアの性能が落ちたりすることがなくなるのです

ライダーの使用データによると、乗車時間の役20%はアイドリング状態となっています。その際、充電システムから供給される電流量は最小限となります。約1,000RPMのアイドリング時、高出力チャージングシステムにより出力が30%増加します。これは、電流5アンペア、電力78ワットの増加にあたります。約4,000RPM時の最高出力は、通常システムの49アンペアに対し、高出力チャージングシステムでは54アンペアとなります。

アクセサリー好きなツーリング、CVOモデルオーナーの方々に、是非この高出力チャージングシステムをお勧めします。常にランプを明るく、音楽を最高の状態で聞きたいというお客様には、最適な製品です。       ShopTalk第5号より抜粋

No 29900028 : 2011年以降 ツーリング、2010年以降CVOツーリングの各モデルに適合 ¥98,000-(工賃込み)

 店舗別の一覧に戻る