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スタッフからのメッセージ一覧

Smiling with Harley.

9月も目前となり、ファクトリーに現れるモスキートさん達が、今生の最後の力を振り絞って猛アタックをかけてきます。

そりゃもう、韓流スターを追いかける奥様方位勢いが御座いまして、その情熱を是非別の進化に使えなかったのか?と真摯に問いたい、私は問いたい。

因りによって、血を吸ってしまうとは何事か!!と、皆様のお叱りはごもっともでございます。 本日吸われる回数を数えようと頑張ってみましたが、20カ所から先は分からなくなってしまいました・・・。 

方や一方では、日中駐車場にて水撒きをしておりましたら、最近になって珍客がご来店。

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撒いた水を飲みにアゲハ蝶が集まってくるようになりました。 昨日などは、私の肩にとまり、可愛い上この他ありませんですよ。 

さて、本日も大賑わいの中野店。 ハーレーに乗ってご来店頂くお客様は皆様笑顔で御座いまして、私もディーラーマン冥利に尽きます。

本日も少々ファクトリーの御紹介等如何でしょう? 飽きてきましたか? まぁそう仰らず!さあさあ、どうぞどうぞ!

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こちらはA様ご依頼頂きました、ライザー&メーター移設のカスタム。 ありがとうございます!

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結構レアパーツのXL用ナセル。 しかし以前から気になっていました、ライザーとの一体感不足。 これをアクトロニクス製ボックスライザーにてビッグツインと同じナセルスタイルへとカスタム。 

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移設したメーターはサイドにマウント。 最近ではこちらのカスタムは定石かと、印象もがらりと変わり、お客様は大満足のご様子でした。 A様、私の冗談にお付き合い頂きありがとうございました。(笑)

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こちらはA様からご注文頂きておりました、アクトロニクス社製のライザー。 受注製作品でございます。 通常カタログでは出回っていない恐ろしい極太ライザー。 なんと、この形状でビレット品で御座います。

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とんでもなく危ない形状だ!と思われた方もいらっしゃるかと存じます。 が・・・。

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工具なしでポロッと取ると普通のライザーに戻ってしまいます。(笑) う~ん、でも尖っている方がカッコいいですかね?A様!

他にも続々と面白カスタム続きますが、中野店サービスファクトリ-コンセプト、”オーナーのイメージを具現化する”為のサポートに尽きます。

完成した時のオーナー様の笑顔が一番私の快感なのです。

中野店サービスでした~。

セオリーと直感。

近頃、世の中は益々ハイテク化されて、動物的な直感等と云う物は日常ではなかなか使い所も少なくなってきたような気が致します。 扇風機なんぞも羽が無いニクイ奴が現れる始末で御座いまして。

動物的直感。 旋回する扇風機の羽に触ると「超痛い!」なんて美しい学習も子供たちには大切な機会かと存じます。

素晴らしいじゃないですか、良いじゃないですか、あぁそうですとも。

例えば・・・、街を歩いていて可愛い娘と目が合った時。 恋が始まりそうな動物的直感。

その内”コンタクトセンサー”なんて物が出来まして、相性の良い異性がすれ違うと”ピー!”等とお知らせしてくれるかもしれませぬ。 

多分、リース料月1万位でしょうか? 

さて・・。

ちょっとカスタムネタが御座いませんので、修理ネタを・・・。修理ネタになると話が堅くなります、ご了承ください。

エアクリーナーからのオイル吹き返しで入庫のH様、ほぼ原因特定。

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ブローバイガスの発生及び還元は構造上極自然発生的で御座いますが、事霧状オイルが混じる度合いに関しましては、その度合いによっては”異常”かもしれないというお話。

非常に難しいのは、オイル吹き返しの原因が多岐に渡るというケースを、エビデンスを使い特定するという行為。

そして更に難しいのは、お客様から相談を受けた際、どの程度オイルが混じっていると異常と判断するかの”判断基準”である。

今回のケース、絶妙では御座いましたが、”異常”という判断。 何故異常と思ったか、何となくいつもよりちょっと多い様な気がして、脳がムズムズしたからです。

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ここから色々とエビデンスを集める訳ですが、いきなりエンジンを開ける訳でもなく、分解を最小限に抑えて原因を特定します。 オイルレベル、オイルポンプのアライメント、ブローバイ圧、圧縮比、etcのあらゆる可能性を探ります。 

今回のケース、少々限定的で御座いました。 バルブを解除してリークダウンテスターにて計測中、圧縮上死点後の暫くの所で急激に圧力漏れ!それを過ぎると止まる、しかもリアシリンダーのみ。

”セオリー”には無い”直感的”なこの診断法が功を奏しました。 

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これらの結果が決定的な行動の起点となります。 リアシリンダーのみを分解というシンプルな行動に基づき、メカニックの価値を決めます。

爪に引っ掛かる程の部分的な凹み発生しておりました。 走行僅か9000キロの新車ですので、今度は凹んでいる原因を探り当てます。

ここから更に直感が色々と必要になってくる事が多々あります。

本日は堅苦しい内容でした。

中野店サービスでした。

ワイパーって

お盆も過ぎ去りし今日この頃、他に何か使い道は無いのか?と問いたくなる様な猛暑に見舞われております日本国は都内某所よりお送りしておりますは中野店サービスブログです。 

時折、秘密の電波を発信している怪しい雰囲気の中野店サービスブログはカナダドライの様な後味すっきりなブログです。

天候が不安定で、雨が突然降りだしたり致します。 そんな折、先日友人と車でドライブしておりましたらふと”ワイパー”の話になりました。

私 「凄い雨だにゃー」

友人 「ほんまやな、雨の中で歌いたくなるな」

私 「なんでワイパーって進化しないのかね?2010年にハケでピッピッやってる場合じゃねぇだろ!?」

友人 「雨に打たれながら歌いてぇ・・・せつねぇ」

とまぁ、この様なアカデミックな会話でしたが、幾つか案は出ました。 

①風で飛ばす。 風でビューって。 スカートとかめくれる。

②熱で揮発させる。 熱でジューって。

③何かNASA的なレーザーを使う。 ズアァーって。

どれも怪我人が出そうな気が致しまして、結局やはり”ワイパー”な訳ですね。 これまでも、これから先もずっとサッサッとワイパーを動かす未来が待っているのでしょう。 

さて、いつもの様にサービスファクトリーを覗いて見ましょう。

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こちらはW様ご依頼のフェンダー交換でございます。 いつもありがとうございます。

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ハートランド社製のワイドフェンダーに換装中。 良くあるお話ですが、フェンダーレスにすると一時的に物凄いカッコよく見えるケースがあります。 

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ストックのフェンダーはワンピースで御座いますが、ハートランド社製は3ピースに御座る。

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フェンダーレールも随分がっしりしております、キャスト品をビレット仕上げしていますから、結局ビレット製になるのでしょうか? 個人的にはどっちでもいいです。

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この秘密の封印はなんだろう?と思わせぶりなカラクリ蓋ですが・・・。

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キョパッっと開きます。 この答えは又次回にでも。

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久々にきました極私的に私好みなバイクシリーズ。 これはなんてかっこいいんだろう!比較的ワークスマシン風なイメージですがリアタイヤの太さが相当です。 コーナーリングマシンとしてはちょっと太すぎるのかな?

キャリパーもラジアルにしてしまう拘り様、なんとモーターチョイスはレボリューション!この辺りが欧米のセンスを見ます。 奥のV-rodはトンデモナイことになっています。

最近こういったカスタムバイクに影響を受けてか、私も個人的に丸々一台コンプリート車輛一から製作してみます。 完成は全く目途立ちませんが、2.3年あれば作れると思います。

作ると言えば・・・、ある物をオーダーメイドで製作予定。

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こちらステンレスバー各サイズとウェルドオンスペーサー。昨今は材料屋さんも切り売りしてくれるので拙者の様な小細工好きは大助かりでございます。 それにしても美味しそうだ・・・。

完成品は機会があればアップしたいと思います。

中野店サービスでした!

思い重ね交われど、実は一握の信念。

8月に入りお盆間近という事で、世間様では行楽の話題が飛び交います。

ハーレーでお出掛けの予定の皆様にはくれぐれも事故等にはお気を付けになって頂きたいと存じます。

私はと言いますと、今年はなかなかにアグレッシブな夏で御座いまして、仕事も兼ねて精力的に活動させて頂いております。

9月にはなんと、およそ20年振りに沖縄へ行って参ります。最後に見た沖縄は微かな記憶しか残っておらず、さてどうなっているやら・・・?楽しみです、色んな意味で。

さて・・・・。

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こちらは先日行われました釣コンペの模様。 当社も協賛させて頂いております、釣船”浅八丸”様で行われた内藤技研様主催の第一回に参加して参りました。 今回は川越店から傭兵秀島氏、仁平君、中野店からアダムス芦田が参戦。

浅八丸様のホームページはこちら⇒http://www.asahachimaru.co.jp/ 

浅八丸代表の金子様は、当社にてFXCWCをご購入頂きましたハーレーライダーで御座います。 今回は要するにフィッシング×ライディングのコラボレーションって訳です。

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いやぁ~これはまずいですよ!秀島氏が間違いなく怖い!彼を良く知る私ですら怖い!

という印象とは裏腹に、恐ろしくフランクな方ですのでご安心を。 大会は延べ8時間にも及び、熱中症で死ぬかと思いました。

タイミングもあるのか、参加者全員全くアタリなし!最後の最後で急に釣れ出したようですが、私は既に干乾びたスルメの様になっていました。 茹だる様な暑さの中で「ガハハハ!釣れるがな!」と笑う秀島氏の声が今でも響きます。

話しは変わり・・・。

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先日は終に敢行致しました、ナイトツーリング第2弾。 中野店の愉快な変態達による協奏曲。 

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この真剣な眼差し、ミスターも仕事でその眼差しを見せて下さい。(笑)

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店長はラーメン早食いが尋常じゃありません、りアル小池さんにならないように気をつけて下さいね。 芦田は因みに万年ビリっけつです、ゆっくり食べないとえづいちゃって・・・。

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今回お邪魔させて頂きましたのは、神奈川県の家系ラーメン総本山吉村屋さんにお邪魔してきました。 スタッフ全員大絶賛の味は格別です。

都内からでもそんなに時間は掛りませんし、仕事帰りに、週末にでも夜景の中をハーレーで気分転換に駆け抜けては!? お勧めコースで御座いました。

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ファクトリーではサムライがモーターリビルトを行っておりました。 変態侍も、仕事になると素晴らしい集中力で御座います。 組み上がりも絶好調でお客様も大満足。

あまりの好調ぶりに、納車して1日でミッションのリビルトまでご依頼頂きました。W様、ご愛顧頂きありがとうございます!

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こちらは先日ご紹介させて頂きましたA様VRSCDX完成です。 オーナーの個性がここまで引き出せたのは、久々でした。 オーナーにも大変喜んで頂き、私も嬉しゅうございました!

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こちらはW様ご依頼のカスタム完成致しましたXL883Nになります。 タイヤはAVON MkⅡ。 この場合、まずもってフェンダーはWithoutかと。 結構フォークブーツがハマりました。

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後ろ側はトンデモナイことに・・・。 しかし、オーナー様はニンマリ。 サムライ、良かったですね!グッジョブ。

中野店サービスでした。

キーワードの所以

近頃は快晴かと思わせておいて、突然襲いかかる所謂”ゴリラ野郎”じゃなくて”ゲリラ豪雨”が発生しやすくなっておりますようで。

やはり温暖化による異常気象と目されるようですが、実際の所はっきりした原因は解明されていないようでございます。

ゴリラ何とかと書きましたが、一人の男性としてゴリラやサルに例えられるのは何て屈辱的なのだろうと、ふと考えてしまいました。 

それにしてもですよ、誰しも幼少の頃というのはなかなかに酷な例えを気兼ね無く表現しうる物でして、眼鏡かけてるだけで”メガネ野郎”とののしり合う場面も見かけました。

まぁ、あれですよね。 少年少女たる物、あるキーワードが爆裂にツボにハマるわけですね。 ゴリラなんて画像で見た日にはおっかしくてたまらんかった事を覚えております。

今や大人は大体メガネかけてますからねぇ・・・。

私等が小学生の頃は、やんちゃな田舎っ子ばかりでしたので、同級生をゴリラ呼ばわりして大ゲンカした事も御座いましたが、今やそれも遠い夏の思い出となりました、東京都は中野区、西武線野方駅より徒歩10分の中野店サービスよりお送りしております。

さて・・。

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先日ご紹介させて頂きましたXL1200Sの5速ギアベアリング。 やはり見事に損壊しておりました。

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関連しておるベアリングは全て新品に交換完了し、車両はオーナー様の元へ帰り、元気に走っております。 この車両の距離は9万キロ近く、オーナー様のご意向で10万キロまでは何が何でも直して乗る!というコンセプト。 個人的に共感です。

が・・・。

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こちらが5速を除くミッションコンプリート。 9万キロ近く走ればベアリングが破損する事も不思議ではない耐久の限界を超えただけの現象とも言えますが、果たして巷で話題に上る”ギアの破断”はどうなのでしょうか? 

赤丸が相当な頻度で破断するカウンターシャフト上の3速ギア。 青丸がドッグクラッチと連結して駆動する同じくカウンターシャフトの1速ギア。 

1速ギアで発進時に”ガツン”という衝撃と共に急発進、という現象はこちらの故障問題から発生します。

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赤丸の部分が所謂ドッグクラッチです。 こちらの歯が相手側、つまり1速ギアに噛み合って連結されて動力が伝達される訳ですが、如何せん高速回転しながら噛み合うこちらの部品は極圧と衝撃、摩耗との過酷な環境下に晒されます。

新品から数千キロ走った状態が画像の物です。 乗り方の話はやめましょう、経験上1200Sだけに発生する過度の摩耗痕であることは明白です。

ここからは単なる想像ですが、こちらの摩耗が進行してきますと、1速作動時に噛み合いが悪くなり、瞬間的な滑りが発生して(一瞬外れて1段ずれる?)、その直後噛み合うという作用によりタイムラグのあるあの”ガツン”が発生しておるのでは?と考えます。

この現象が繰り返されると、インパクトでいつかは破断してしまう事も考えられるのでは。

何故?そんなにその3速ドッグクラッチのみの摩耗が顕著なのか?何故1200Sだけ?

疑問だらけです。 

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こちらはシフタードラムをニュートラルから1速に移動させた状態、至って自然な回し方で上図の様な距離がございます。

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ところが・・・、指で1速ギア側へ保持してあげるとこの様にしっかりと距離が縮まり、ドッグクラッチも安定する位置まで噛みこみます。 これが本来の姿? シフタードラム、シフターフォーク等は新品に近い状態です。

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ドラム溝の幅に問題があるのでは?と思い、エンドプレイを測定。 

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約2ミリといったところで、これが大きいのかと思いきや、全てのフォークで同じエンドプレイ。 ならば他のドッグクラッチの噛み合い状態はどうだと言うと・・・。

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なんと、同じエンドプレイにも拘らず、4速のドッグクラッチは自然回しただけでしっかり噛み合う。 

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以上の様な結果を総括してしまうと、恐るべき判断をせざるを得ない。 シフタードラムの切り溝位置がオカシイ? というのも確証のない私の想像の中だけの話ですのでご留意ください。

実物を使っての検証にはそれなりの確実性がありますが、如何せん私は研究者ではないので。(笑)

とは言えこれが本当だとしたら、シフタードラムの製造工程に始まり、補修のレベルでは根本的に解決しないのかも。

ギアの鍛流線から考察しておられる方もいらっしゃいます。 色々と話は尽きません。

肝心の1200Sだけに?という部分に関しては未だ明白な答えが得られず。 しかし、違いは確実にあり、ドライブスプロケットのギア比の違い、エンジンの出力、圧縮比などの総差が影響している可能性は十分にありかなと感じます。

1200Cに至っては玉数が少な過ぎて件数に上ってこないのか・・・、こちらも未解明。 この続きは後輩のN君やサムライがきっと解決してくれるのではないかと期待しています。

そんなことより私はガリガリ君の人気の秘密が知りたいですよ。

中野店サービスでした。

想像してみた

毎日毎日こうも猛暑が続きますと、ついつい冷えたビールなどを飲みすぎてしまいベロンベロンになってしまいます。

挙句の果てには裸同然で寝落ちてしまい、朝起きて「お腹いった~い!!」とうずくまる芦田は中野店サービスフロントの様なメカニックの様な工場長の様な、イカの様な男です。

本日も「な、何スか!何か恨みでもあるんスか!?」と思春期の中学生の様な口調で云いたくなるような猛暑でございました。 何とか乗り切りました中野店から久々の更新となります。

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こちら柏店より臨時で修業に来ております寺田君。 通称”カッチカチ”。 何故カッチカチ? そんなこと聞かないでください、恥ずかしい・・・。 

サムライ F ヴィンセントが休暇中という事で、助っ人に来ていました。 変人芦田に特に拒絶反応起こすことなく最後まで貫徹。 まぁ褒めてやりましょう、カッチカチと。

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サムライが終に最終形態に突入、もう誰も奴を止められないのか。 という訳でなく、楽しくカスタムして頂いておりますW様のアイアン。

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いやぁ、サムライもここまで来ると、殆ど”大工”ですね~。 カーペンターですよ。 アーキテクトかな。

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続々とカスタム進行中でございます、ターンシグナルもローマウント。 低さに関しては特に法的制限は御座いませんが高さは2M以下でなくてはいけなかった筈・・。 2M越えなくてよかった~。 完成画像は又後日ご紹介です。

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さぁこちらは千年に1本育つと言われている黒い自然薯。 という訳ではなく、ブラックチタンコーティングを施工したA様VRSCDXのフロントフォーク。 

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噂には聞いておりましたが、素晴らしい施工精度。 もし気になる方いらっしゃれば是非!ちょっと高いですが、満足は頂けます。 元々美観を重視する為のコーティングではありませんでして、レーシングサスペンション等のフリクション抵抗を軽減したり、表面硬度を上げる為の施工だったと記憶していますが、このケースではカラーカスタムというコンセプト。

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ホイールのリムラインもオーダーのイエローにペイント。 nakano-service-9749

この色が又絶妙でして、肉眼で見る風合いが写真でお伝えできないのが心苦しゅうございます。

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こちらは以前カスタムした”キラーグラス”、ウォーターホースをクリアーチューブに変更してバックライトが光ります。 エンジンかけ始めは冷却水の中の気泡が流動致しまして、まるで古代の海底を連想させられます。 アーケロン、アーケロンに乗りたい、というかアーケロンになりたい。

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実は今回はブレーキペダルやシフトリンケージ等も全てマットブラックパウダーコーティングを施工。 何とも渋いカスタムでは御座いますが、何故そこまで!?という答えは、ディテールの集合体が全体の完成度を高めるという所にあります。 理想の敵は妥協ってわけです。

実は本日のブログで悪名高きXL1200Sのトランスミッション耐久性について書いてみようと思っておりましたが、完全にカスタム紹介に移行してしまいました・・・。 タイトルはその名残・・・。

又次回にでも書いてみようと思います。

中野店チャビスブロギュ、芦田がお送り致しました。 

健康診断と酒と現場と仲間とTV 今夜はロングバージョン

世間では色々と騒がしい話題が飛び交っておりました。 参院選、ワールドカップ、AKB99・・・49? いやそれはさておき、私はそういった話題に一切乗っからないタイプの、所謂無関心型人間でございまして。

それ故基本的にTV等の情報も遮断して生活しております。 この前等は、NHKの職員様が集金に来られまして・・・。

まぁ、捻くれ者なのでその旨を正直に話してみたんですね。

私 「うちにゃTVがねぇだよ・・・。」

職員さん「あっはは、冗談がご上手で。」

職員さん大笑い。 いやまぁ、そりゃ気持ちは分かりますがね。 本当にないから仕方ない・・・、諦めて帰って頂きましたが。 

そう言えば、先日は当社で健康診断の機会がございまして。 不肖芦田は早死に関してはかなりの自信があったのですが、意外や意外。

健康そのものらしいですね、いやぁ意外ですね。 しかしながら必要体重まで-16キロという恐ろしい現実を突き付けられまして。

「16キロ太るって半端ねぇな・・」一人ぼーっと考えておりました。 この悩みを、麗しき女子に打ち明けようものなら、2,3日無視された上に、下駄箱の中に偽物ラブレターを入れられる始末間違いなしですよ。

おまけに指定の場所まで行って、一人でドキドキして相手を待ってしまいますよ。

そんな訳で、死ぬほど長い前置きで、川越店のスタンダードイケメン斎藤君や柏店キクリンの話しができませんでした。 又次回にでも。

さて、本日の中野店サービスファクトリーは。

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ブレーキペダルに折れ残った細ボルトを抜き取る地味~なお仕事。

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折れたボルトを抜き取る方法は色々とございますが、中で折れ残っている場合、かなり制限が掛ります。 この場合、ドリルで中空状態にします、必ずセンターを出します。 

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御存じの方もいらっしゃるかもしれません。 通称”エキストラクター”ですね。 映画のわき役とかで出てきます。 だっはっは。

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グリグリ回すと中空内部にエキストラクターが引っ掛かりボルトが回りだします。 

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ここで抜ければ”B作戦ニイタカヤマノボレ”は必要ありません。 素直なボルトでした、川越店の仁平君みたいですね。

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随分前から御依頼頂いておりました、K様のカスタム作業。 ホーンの位置が気になるとのご相談。

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純正のブラケットを使用してちょっと一工夫してみました、非常にシンプルな作業ですが、まぁアイデア勝負です。

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変形させてリフトアップ、鉄材ならでは。 アルミ等では塑性破断で折れてしまいます。

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ざっとこんな感じですが、大切なのはこのノスタルジックスタイルにインジェクターが見える事が罪なんですねぇ~。だから隠したいと。 オーナー様の気持ちが一番大事です。

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こちらはXLの5速ベアリング、えらい事になってます、いや、大したことはないか。

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何だか歯抜けに見えるボールだと思ったら、下に溜まっているのは、”元ボールさん”?これから復旧作業にかかります。

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こちら”赤マムシ”!!働く男の味方!以前はこれで2日間位は食事抜きで動き続けられたものですが、最近はすっかり調子が悪く。 これは何となく載せてみたかったのです。

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そういえば先日は、中野店のゆかいな変態達でナイトツーリングへ行って参りました。

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お邪魔致しましたのは、”スーパーレーサーカフェ” 知る人ぞ知るですか・・。 ご興味があれば是非! しかし!飲んだら乗るなの鉄則、私とミスターはかなり辛そうでしたが。

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ラストはお台場までクルージング、素敵な夜でした。 皆様も是非、仕事帰りにぷらっと、コーヒーを飲みに行くには最高でございますよ。

またゲリラ的に行いたいなぁと思っております、次は横浜か・・・?

今夜はロングバージョン、中野店サービスブログ、サービス芦田がお送り致しました~。

サッカーと私

サッカーのワールドカップさんで盛り上がりを見せる日本国をよそに、ルールの分からぬ私は少し微笑みながら、崖の上で風に吹かれています。

何にしても勝つというのは素晴らしい、増して世界一を決める大会とあれば、事実上”世界で一番強い”ということですから、そりゃもうモテモテな訳ですよ先輩!

それにしても、学生時代サッカーの上手い同級生が異常にモテていたのを余所眼に、原付のピストンの小ささを雄弁に語っていた私は当時、そんなにモテませんでしたね、先輩!

そりゃもう、キャピキャピ女子からすれば、ピストンが何たるかなど、ふ菓子の原料が何か位どうでもいいのですよ。 ふ~む。

さて・・・。
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こちらの車輛、お客様という訳でなく、私の後輩の手掛けた車両。

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いやまぁ良く仕上がっています。 58ミリスロットルボデ-ですね、尋常じゃない吸気音がします。 当然肝心の充填効率も、規格外。 

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ヘッドはSEのCNC PORTED。 当然ACRですね、MCRも個人的には好きですが。 113cu.inまで引き上げられた排気量はスロットルボデ-の容量を生かします。 58㎜だと113cu.inでも余りあるのかも。 なんとこちらの車輛、ノーマルマフラーで110馬力発生します、いずれ彼とはドラッグレースで対決する予定ですが、まさに”師弟対決”。

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個人的に大好きだったのは、シフトライトとハンドル周り。 タコメーターが無い車両にもってこい。 かくいうもの、私もシフトライト大好き人間で、彼と私でシフトライト教の布教活動を行っております。 元々、シフトライトを私に影響させたのは今はプジョーに移られた先輩K氏でしたが・・。 元気かな・・。

この車両のオーナーは私と同じH-Dメカニックでして、まぁ出会った当時から生意気な野郎でして。 生意気な奴が大好きな私は、持ち能力の95%位教えちゃったので、今や追い越されそうです、追い越された? いずれにしても一番弟子な訳です、続きはもっと凄い人から盗んで下さい。(笑)

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中野店の核弾頭、サムライ F ヴィンセントはガスケット製作中。 

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ゴム製のガスケットだけが欲しかったのですが、単品で出ない!?仕方がないのでガスケットシートで製作して修理します。 まぁ、こういうのは最近流行らないですが、昔は部品の流通が無茶苦茶だったので車屋さんなんかでは頻繁に切り出していました。

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こちら久々に出ましたインジゲーター移設。 サムライの必殺技です、今回はベゼル付き。 いやぁインジゲーター職人ですね~、仕舞には「インジゲーターで飯食います!」とか言って欲しいですね。(笑)

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インジゲーター移設はH様FXDLのオーダー、いつもありがとうございます! こちらのヘッドライト、オーナー様のオリジナルカスタム。 これは個人的に良いなぁと思いました。

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う~ん、アンコールワットの遺跡の様な感じがします、しませんか?しないですよねぇ~。

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私はと言いますと、A様FLHTCにハイカムをインストール。 左がノーマルで、右がハイカムですね。 ハイカム、と言いましてもリフト量自体は約1ミリ程度。 過剰なリフト量はノーマルヘッドに対してオーバーキャリーになりえますので、寧ろノーマルヘッドであれば、ディレーションの方が重要かと思います。

山の幅が変わればバルブタイミングが変わり、吸気時間(タイミング)と排気時間(タイミング)を変化させます。 これにより、吸気の最大充填効率付近を操作してトルクバンドを変化させます。 

いやぁアカデミックになるとどっと疲れが出てきました。 

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こちらはH様オーダーのPM6ポッドキャリパー。 いやぁー、やはり6となると迫力があります。

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ピストンの大きさが違うのは所謂異型6ポッド。 リーディングとトレーディングの作用で発生する不均一な面圧を一定化する為に、あえて力差を設けるんですね。

又アカデミックに・・・、詳しい話はネットで検索をお勧め致します。

そう言えば、鍛造キャリパーは存在したの巻ですが。 まぁ、私が詳しくないだけで、ロードレースに詳しい方は当たり前だろ、と突っ込みを入れられたのではないでしょうか?

APブレーキで鍛造キャリパーは製造されており、価格もトンデモナイ事に、ガクブル。

それにしても、ヨーロッパのブレーキメーカー事情は凄い!と単純に思ってしまいます。 群雄割拠ってやつです。

それではまたお会いしましょう、中野店サービスでした~。 

【中野店】シティ限定Tシャツ!! 東京♥

こんにちわ!! 今日は6/27(日)
物凄い蒸し暑い中、中野店は今日も賑やかに笑い声満載です (*^∀^*)ノ

今日は続々と中野店をご愛顧頂いておりますお客様が来店され、
賑やかに先日の6/20(日)に行ってきました中野チャプターツーリングの写真を見ながら
談笑を♪♪

そして中野店にまた新しく入ってきたNEW Tシャツ!!東京
大人気で御座います!! 価格はお求め安い!!¥2,000- です!!

サイズはM.L.XL (*^д^*)Ψ


今回ご購入頂いた3人の方に、写真を撮らせて頂きました♪

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写真を撮らせて頂きました
中野店ご愛顧頂いているお客様をパチリです (*^∀^*)

お土産にバイクに乗る際に是非ぜひ ヾ(*^д^*)ノ

満員御礼

誤字脱字、読み書きを知らないというのは、当人にとってはなかなか恥ずかしかったりします。
例えば”満員御礼”、私は小学校高学年まで読めなかった気がします。

他には、けん引免許。 「ケンビキ、ケンビキやでぇ」とガキの頃言っていました。

更に、月極め。 まぁ、私の勘違い、やはり皆様ご想像の通りでしょう、「ゲッキョクやな、ゲッキョクやで。ムハー!」 

なんて恥ずかしい過去を赤裸々に、中野店サービスは満員御礼申し上げます。

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う~ん、ショールームまで一杯になってしまい。 さぁどうしましょうね。(笑)

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久々に登場致しました中野号。 9月のレースに向けて調整中でございます。 まぁこのお仕事の辛い所で行けるかどうか確証は何もありませんが・・・。

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クラッチはVPをインストール、プレートはエナジー1のカーボンケブラーを使用。 スプリングはレートアップしてあります。 しかし、最近ちょっと調子が悪い。

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シフトライトの基盤、壊れてしまいましたので修理します。 最近は基盤物の修理もやっております。 

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エアシフター、これの効果を試す機会に未だ恵まれず。 自己新記録を出したのは殆どノーマルだった頃でして。 色々とチューニングしたのですが、その後、レース中の事故や天候で全ての大会が中止になりました。 そろそろ運も向いて欲しい物ですね。

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ハンドル位置は前方へ4インチほどシフトしてあります。 高さもかなり極端な低さですが、このポジションがドラッグレースの基本。

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インテークシステムはデストロイヤー製を使用。 52ミリ系だったと思いますが・・・

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モーター本体は完全なストックなのです。 まぁ理由は色々とあるのですが、哲学が絡みます。 

このモーターがベストなセッティングだと最高出力10,000RPM/118馬力。

(リアホイールで)。

なのですが、ドラッグレースとなると、テクニックやクラッチのセッティング、タイヤのコンディション、サスのセッティング等でタイムが1近く秒変わってしまうのです。

ドラッグレースの一秒は、ロードレースの1周に近い差があると言っても過言ではないかもしれません。

要するにこれまでと現在に至るこのV-RODのコンセプトはノーマルエンジンでどこまで記録更新できるのだろうかという所を探っているのです。

気になる次のセッティングは・・・。

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ウォーターポンプを電磁ポンプに換装予定。 エンジン動力から切り離します。

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あとはオイルパンをリフトダウンして油面を下げます。 これによりクランクが油面と干渉するのを防ぎます。 これで1馬力以上稼げるか・・・?

要するに早いエンジンは早くて当たり前なので、早い車体が完成して、早いエンジンを載せたら順当じゃあないかと思う訳です。 

中野店サービスでした~。