さらば猛暑!快適信州ビーナスラインぶらり一人旅~峠の恐怖体験・・・~
川越店の営業中川です。
8/9水曜日、意を決して人生初のギックリ腰発症以来久し振りのツーリング。
当日は台風一過で猛暑の予報、涼を求め、夏といえば高原!とゆー事で一路長野県ビーナスラインへ!
この日、埼玉熊谷などは36度を超える酷暑でしたが、標高1,500メートルOverの八ヶ岳連峰は25度前後の快適地帯♪
ビーナスラインまでの道すがら、日本3大原生林と名高い白駒の池原生林へも寄り道。
午前7:30分、うっそうと茂る樹木、苔。
静寂の中に、野鳥のさえずりと虫の音が響き渡ります。
宮崎駿さんのもののけに出てきそうな原生林を抜けると日本一標高の高い位置にある湖、白駒の池が。
ものすごく透明度の高い湖で、湖岸には青いウスバカゲロウ?のようなものが大量発生しておりました。
言い方悪いですがとても綺麗な虫でしたよw
こちらの原生林と白駒の池について詳しくは下のURLをクリックして頂ければ^^
https://yachiho-kogen.jp/article/shirakomanoike/
さて、神秘的な原生林を抜けて299号線をひた走るといよいよ目的地ビーナスラインです。
久し振りのツーリング、本当に楽しかった!!そう、帰路につくあの峠の下り坂までは・・・・・・・・・
帰り道、ワインディングを気持ちよく走っておりました、あるカーブに差し掛かる手前でエンジンブレーキを使いながら
リヤブレーキを踏んだらブレーキペダルがスカっと!反応無し!!減速出来ない!!
迫り来る左急カーブ!!FLHTCUの限界バンク角を突破してゴリゴリと火花を散らすサイドスタンドとフットボード!
対向車線に大きく膨らみながらなんとかカーブを曲がりきり停車、九死に一生を得た瞬間でした。
あの時対向車が迫っていたら・・・・・・・想像するとゾッとします。。。。。。
停まってブレーキペダルを手で押してみると根元までスッカスカのプニップニ。。。
そう、これが噂のベーパーロック現象。
オートバイに乗り始めてはや23年、初めて経験したのが長野の山奥とは・・・・・・・
このベーパーロック現象、簡単に説明しますとリヤブレーキを多用した事でローター、キャリパーの冷却が
間に合わず、過度の熱によりブレーキフルードが沸騰してエア噛み状態になり制動力を失うというもの。
本来、ハーレーで使用されているDOT4やDOT5のブレーキフルードは耐熱性(沸点が高い)に優れているのですが、
私のウルトラは、長い事フルード交換されていなかった為に水分が混入し、耐熱性が著しく低下。
エンジンブレーキを比較的多用する私の運転でも、今回の恐怖体験に繋がったのです。
このツーリングの前にフロントのブレーキフルードは新品に交換していたのですが、リヤフルードは放置。。。
まさかこの様な事になろうとは・・・ハーレーディーラーの営業マンとして大変恥ずべき事で深く反省致しました。
ブレーキはライダーの命に直結する大切な部分です、ブレーキフルードの交換を何年もされていないお客様。
私のように危険な事態に陥る前に、是非フルード交換をご用命下さい。
ほんとに危険です。
ブレーキフルードは1本2,550-、交換工賃は一箇所5,400-から承ります。
車種によって交換工賃は変わりますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
最高に楽しいハーレーライフの為に、車両のメンテナンスは怠り無きよう。
メンテナンスの大切さを、身をもって体験した夏の一日でした。
- | 2017年8月11日17時54分 | カテゴリー:スタッフからのメッセージ カテゴリー:セールス |