スタッフからのメッセージ

サービス

Ground wire reinforcement

今話題の「アーシング」。

2008年式スポーツスターXL883に取り付けした例です。

フレームとハーネスに沿ってレイアウトされたクリアブラックのケーブルがレーシーな雰囲気を醸し出します。

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シート下のバッテリーマイナスターミナルに秘密の金具を取り付けて…

左クランクケースのスターターモーターの近くに一本。

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タンクの下を通って前後シリンダーヘッドへ。スパークの強化を狙います。

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車体のハーネスと共にネック付近で上下に分かれ…

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 上側はヘッドライトに入り込みコネクターのマイナス側へ。

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 レギュレターを固定するスクリューに共締めします。

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主要な電気部品を中心に5本のケーブルを取り付けました。

今回作業を行ったK様の愛車「2008年XL883 With ROADSTER FUEL TANK」

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タンクとハンドル周り他、ナイスなカスタムが施された一台です。

 

ケーブルはハイパワーカーオーディオに使用するグレードのものをセレクト。

愛車のイメージに合わせて4色からお選びいただけます。

[ブルー]

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[ブラック]

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[レッド]

0160020000082

[クリア]

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ご予算は部品代取り付け工賃込みで¥15,750(スポーツスターで5本取り付け・ヘッドライト加工込み)

他、車種や取り付けパターンに応じてお見積致します。ケーブルキットは個々の車両に合わせてベストな位置にターミナルを取り付け作製します。

お問い合わせは西東京店までお気軽にどうぞ。

 

 

 

ところでこの「アーシング」って言葉…何かしっくりこないというか違和感があるんですよね~。

Earth+ing で Earthing

一般的にマイナス側のことをアースと言いますが、ハーレー流に言うとグラウンド[Ground]です。

「Grounding」

ん~…。何かカッコイイ名前って無いもんですかねー。

西東京店 メカニック 山本晋平

(;゚ω゚)(゚ω゚;(゚ω゚;)ナ、ナンダッテー!!

 今回は工場メカニックのツールボックスとお気に入りのツールを

メカニックの栗村が紹介しま~す ( ゚ω℃)ミンナ、アッツマレ

カートは人それぞれの個性が出ていて大変面白いです。

手入れの行き届いた工具でお客様のハーレーを大切に整備させてもらっています。

まずはマスターオブテクノロジー 谷さんのカートから。

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お気に入りのツールはマックツール全般です。

写真はマックツール「ナックルセイバー」コンビネーションレンチのセットです。

いや~美しいですね~サイコ─【≧ω≦o】o゛─☆ 

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次は自分のカートで~すヤタ━━━━━━ヽ(゚ω゚)ノ ━━━━━━!!!!

CITYに入社して1年半大分工具が揃ってきました( *´ω`)´ω`)´ω`)´ω`)´ω`)ゥププププ

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僕のお気に入りは先輩から譲ってもらったマックツール製「デジタルトルクレンチ」((*´ω`))ウキョキョ

規定トルクになると「音と光」で知らせてくれます(*´σω`)エヘヘ

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新人メカニックの寺田くんのカートで~す イヤン☆(*´ω`)σ)))))*ω゚),・´.、

毎月徐々に増えてくるツールを見ていると楽しいです カコ(・ω・)イイ!!

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 工場長山本さんのカートです イヤァ━━ヽ(゚ω゚)ノ━━ン!!

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 工場長は自分で溶接したりしてオリジナルツールを作るのが好きです カコ(・ω・)イイ!!

さてこれは何処に使うツールでしょ~か? m9(・ω・)ビシッ!!

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正解はダイナモデルのバッテリーターミナルを締めるツールです

サイコ─【≧ω≦o】o゛─☆

いゃ~良いですねぇ~m9(+ゝω・´+)カッコイィ───ッ☆

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 今回はみんな沢山持っているツールの一部をご紹介させて頂きました。

工具に興味のある方は、お店に遊びに来ていただいた際に是非、工場の方にもお立ち寄りくださいね。

西東京店 サービス 栗村

抜きましょう♪

これ…何だかわかりますか?!

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答えは

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キングツアーパックのラッチでした。

ちなみに画像の車両のラッチではありません。

ところで最初の画像のラッチですが、二箇所の取り付け穴の一つに何か入ってますね。

 

穴の入り口でスクリューが折れてますよー。

サイズは#6-32。太さ3.3ミリぐらいの小さなスクリューです。

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どうしますかね。

 

抜くべし。

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折れたスクリューのセンターにポンチを打ち、1.5ミリのドリルで真っ直ぐに掘ります。

これで狙いが外れると、後でうまくいかなくなってきたりしますので入念に。

 

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スクリューの周りに熱を加え、外しやすくします。

ホントはヒーティングガンを使って熱するのですが、ピンポイントなのでライターの直火で。

ヒーティングガンはヘアドライヤーの強力版で、400℃~500℃の熱風が出るツールです。

スクリューが簡単にはずれないように塗布されているスレッドロッカーは200℃~270℃で分解します。

 

 

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穴にできるだけ深くヘックスを打ち込みます。真っ直ぐに。

浅いとすぐ外れたり空転します。小さなハンマーでヒットして2~3ミリ入れました。

もう少し太いスクリューであればエキストラクターを打ちこんだり逆タップみたいなツールをねじ込んで回すのですが。

サイズが小さすぎるので穴にギリギリ入らないぐらいのヘキサゴンレンチで代用です。

 

折れたスクリューが僅かに回りました。

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まだ回転できないので潤滑油を注し、緩める方向と締める方向に交互に回し徐々にその範囲を拡げていきます。

 

取れました。

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ラッチ側のスレッドも問題なく使用できる状態でした。

ヘキサゴンレンチに嵌まった残骸がセットスクリュー(イモネジ)みたいに見えますね。

これでまたラッチが使えるようになりました。

 

それにしても…

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凄いですよねこのドリル。

良い仕事してくれますよー。

こういうツールを見てると痺れますね(笑) 

 

HDシティでは折れたスクリュー・ボルトの除去、損傷してしまったネジ穴の修復等、随時受け付けております。

スレッド関係のトラブルで使えなくなってしまった部品等、諦める前に相談して下さい。

 

西東京店メカニック 山本晋平

この冬一押しヒーテッドウェアー

はじめまして。

サービス担当の寺田です!!

初めてのHP更新に戸惑いながらも季節モノの話題を・・・

今回CITYで取り扱いを始めたパワーレット製ヒーテッドクロージングのハーネスを取り付けます。

取り付ける車両は試乗車のFXDCになります。

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試乗車ということで簡易的に取外しが出来るようバッテリーに直接端子を取り付けます。

事故や怪我を防ぐ為バッテリーはマイナスから外します。w

 

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後にプラス端子を外しヒーテッドクロージングのハーネスをプラスとマイナスに繋げます。

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バッテリーを固定しているゴムバンドを利用してヒーテッドクロージングのハーネスのヒューズを固定。

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ハーネスにはヒューズが入っていますので過電流が流れたり、ハーネスがショートしてもヒューズによって電流が遮断されるので安心です。

ヒーテッドクロージング側の配線は左のポケットにあるのでハーネスを左側に取り回します。

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以上で取り付け終了!

早速試乗に行ってきました。

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結果・・・

想像以上の暖かさでした!むしろ少し暑い位!?

冬場ネックウォーマーなどで首周りを防寒していたのですがこのヒーテッドクロージングがあればネックウォーマーは不要です!

首周り、腕、胸部、腹部、背中と様々な所に熱線が入っていますので、眠たくなってしまうほどの暖かさ!これで冬場のツーリングも快適になること間違いなしデス!

只今西東京店ではヒーテッドクロージングを店頭で発売しています。試着や、試乗車を使ってのヒーテッドジャケット体験試乗を行っておりますので、是非ご来店頂きヒーテッドクロージングの暖かさを体感してみて下さい!

メンテナンスハンドブック第2弾~SOFTAIL編~

前回に引き続き、今回もこちら!!

スタジオタッククリエイティブさんのメンテナンスハンドブックに取材協力させていただきました!!

 

p10102381内容はスポーツスターとほぼ一緒ですので

ソフテイル乗りのマストアイテムとなるでしょう( ̄Λ ̄)ゞ

税込定価2625円 お求めはお近くの書店で♪

SPORTSTER メンテナンスハンドブック好評発売中!

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  スタジオタッククリエイティブさんのメンテナンスハンドブックに取材協力させて頂きました

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  初心者の方でも簡単なメンテナンスなら大丈夫◎

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  洗車のやり方なんかも載ってまっす (・o・)へぇ~

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  これを機に自分でバイクいじってみよっかな~とか。。。 あると思います

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  もちろん、解説もあるので読んでいて勉強になりますねぇ~、ハイ

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  今回、メインに取材協力させて頂いた西東京店メカニックの 谷 英哲くんです◎
  写真はふざけてますが技術は一流です
  マスターオブテクノロジーといって、ハーレーメカニックの最高の称号を持っております
  「ミシュラン」や「チューボーですよ!」で言うなら、星3つって感じです ヾ( ̄o ̄;)オイオイ
  税込定価2625円◎お求めはお近くの書店で♪
 

’42WLA

西東京店に展示中の’42WLA。

オーナーである元スタッフA氏からの依頼で車検を取得することになりました。

数年間シティで展示されていたのでそのままでは動かすことはできません。

エンジンを始動するためキャブレターを清掃します。

ビンテージハーレーのキャブの代名詞リンカート。

↓ リンカートM88 これがWLAのキャブレターです。

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メカ的な話になりますが、部品の点数は現代のキャブに比べて非常に少なく、各部品・部分の作りを見てそれぞれの役割が判るような構造をしています。

メインやスローのジェットは無く、「POWER」と「IDLE」の二つのアジャストスクリューで燃料の濃さを調整します。

分解する過程で元の状態を確認し記録しながらパーツを取り外します。

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キャブの入り口に付くフューエルストレーナー(ガソリンのフィルター)とフロートボウル(下の銀色の丸いところ)は蒸発したガソリンの残留物でドロドロでした。

各部品を綺麗に清掃しガスとエアの通り道の開通を確認します。スロットルプレートの状態やフロートバルブの密閉度は非常に良好で、このWLAのコンディションの良さを物語っているようでした。

エンジン始動のために先ずは濃い目の設定で組付けてそこからスクリューを絞ってセッティングをしていきます。

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バッテリーを新品にし、タンクにレギュラーガソリン(サイドバルブはオクタン価の低い燃料で運転が可能)を入れ、エンジンを始動!!

その後エンジンオイルを交換し、トランスミッションオイルを点検し、車体各部にあるグリースフィッティングにグリスガンでHD純正マルチパーパスグリースを注入しました。

6ボルトの電装で(現行のHDは12ボルト)ライトの光量が基準に達するかが心配です。

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今回の車検は乗車定員変更2人→1人(何故か2人乗りの登録に…)のため構造変更になりました。

仮ナンバーを取得し自走して陸事まで行きました。検査ラインに並びます。

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結果ライトの光量も問題無く、無事2年間の有効期間をゲットできました。

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メカニックになって今まで何台ものHDを車検で陸事に持ってきましたが、やはり最終判定のハンコをもらう瞬間は何ともいえない達成感があります(笑)

しかもここまで旧いバイクを車検に通したのは人生初の経験でしたので今回は感動しました。

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現代のHDモーターサイクルの原点ともいえるこのグッドコンディションなWLAに触れ、整備をし、走らせるという非常に貴重な経験をすることができました。

WLAは現在西東京店にありますので、45”サイドバルブの雄姿を見に、鼓動を感じに是非いらして下さい。

60年以上前に作られたモーターサイクルが今も現役で走行することができる…貴方のモーターサイクルもメンテナンスをすることで一生でも楽しめるということを意味していると思います。

HDシティ西東京店 メカニック 山本晋平

 

余談ですが…

実はこの45”サイドバルブは数在るビンテージHDの中でも僕の憧れのエンジンで、WLやWLA等はいつか所有したい!と昔から強く思っているモーターサイクルです。

この素晴らしい経験をする機会を与えて下さったA氏と僕の勤務するHDシティに心から感謝の気持ちでいます。

☆サービスフロント紹介☆

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                                                     卒業式の模様
西東京店のサービスフロント 「山本 誠」 です◎

点検、修理など、お困りの事がございましたらご相談ください!!

アメリカMMI卒業生です◎

MMIとはモーターサイクル メカニック インスティテュート

(Motorcycle Mechanics Institute)の略で

その名の通りモーターサイクルのメカニックを養成する
専門テクニカルスクールです◎ am-01