スタッフからのメッセージ

サービス

今年も終わりか。

さて修理部品を頼むか。

ところで最近のうちのメカニックは測定とかできるのか・・・?

外注作業やら多いようだが。

ベアリング一つオーダーするにしても0.0001とか0.001とかいろいろある。

別に難しい事ではないけど、ほとんどの構成部品は外径があって内径がある。

測ってそこに合うベアリングをカタログから選ぶ。それだけ・・・。

もちろん場所によっては温度変化もある。

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壊れたベアリング・・・よく頑張ったな。

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シャフトのサイズを確認する。

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ケース側・・・。ベアリング程どちらも傷んでない、これならまだいいな。

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懐かしい、よくこれでショベルやらエボを仕上げたな、まだどこかで走ってるかな。

あまり使ってる形跡はなさそう・・・しかも壊れてる・・・またイラついてきた。

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別にこんなところ紹介するほどでもないか・・・。

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まさかとは思うが・・・使えないとか読めないとか言うメカニックはいないよな・・・。

もしいたら・・・一つ星からやり直せ・・・。

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注文・・・在庫がほとんどない、アメリカから取り寄せ・・・一つくらいもっとけよ。

この10年、こういうところは何も変わっていない。

時間ばかりかかる、だからいつも話が大きくなる・・・大したことじゃないのに。

こんな仕事2日だろ・・・普通。

まあ、仕方がない。

今日は最終日、いろいろあったな。

来年はもっといろいろありそうだな。

今年も一年お疲れ様、良い年をお迎え下さい。

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つづく。

ステッカーの意味

今までの思い出をプレゼントした。

新人の頃からこのスーパーグライドには勉強させてもらった。

「そういえばここ直したな」・「このカスタムやったな」とか、

思い返せば自分が手がけた所も多い。

新車に乗り換えた前のオーナーさんが今日は遊びに来てくれた。

突然のプレゼント。「なにこれ、なに」と・・・。

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90年代から走り始めて、各地のイベントに参加するたびにステッカーを買っていた。

それを自分のバイクに貼る。

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LOVE&PEACE1999~

DRAGON WAVE2000~

VIBES

A-DAY

BLUE SKY HEAVEN

など。

他人から見ればステッカーをべたべた貼ってる子供と変わらないかもしれないが、

よくよく見てみるとこのスーパーグライドと走ってきた歴史を振り返る事ができる。

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懐かしいPARCO時代のメダリオン。

できる限り、綺麗に剥がしていく。

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取れたのはこれだけ。

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この前買ってきたクリアケースに収めていく。

完成すると、こんな具合に立てかけられる。

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大したものではないが・・・。

今夜はこれを眺めながらお酒でも飲んでもらえるとうれしい。

バイクはいずれ他の人の手に渡る。

思い出だけ残してもらおうと思った。

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つづく。

環境

ケースを割る前に。

余計なものは一まず外して。

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10年以上経過したオイルライン。

人で言う血管みたいなもん・・・樹脂のように固まってた。

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それにしても・・・。

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汚い・・・。

これじゃ効率よく仕事もできないし趣味でやっているのと変わらない。

少し、いらつく・・・。

ここ何カ月も物置のようになっていた作業台。

整理整頓・・・これがどれほど重要かわかっているメカニックは少ない。

いつか使えるから・・・といって物を取っておくのは悪い事ではないけど、

そんな人に限って作業場は汚い。

気持はわからなくもないが・・・。

やっぱり環境が整えられている場所でお客も自分のバイクを見てもらいたいと思うんじゃないかな。

狭い環境ならなおさら古いものは捨てていくべき。

環境の変化が人格も作業効率にも大きく影響していくもの。

年末の大掃除でみんな捨てるか・・・。

数日前、こんなものを買ってみた。

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思い出になる。

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つづく。

悪い癖

70000kmのEVOのエンジン。

まあよほどの事がない限り、おおよそ想像はつく・・・。

結末が見えてくると、どうも手の動きが悪くなる。

昔からある悪い癖・・・。

原因がわかるとどうも終わった気になりがちで・・・集中力が途切れる。

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コンロッドも渋い・・・ピストンのスカートもまあ傷だらけ・・・、勿論シリンダーもね。

まあ、このくらいの事はあって当たり前、別になにも驚く事じゃない。

そういえば、5~6年前だったかな。

前に務めていたファクトリーでフロントマンが「オイル漏れ見てくれって」バイク持ってきた。

リフトに上げて覗き込んでみるとクランクケースに大きな穴・・・。

どこぞにぶつけたか?と思いきや・・・。

走っているときにピストンが焼き付いたらしく、耐えきれなくなったコンロッドがちぎれ、

そのままの勢いでエンジンの中を叩きまくってたらしい。今思えば写真でも取っておけばよかった。

アメリカ人のオーナーも苦笑い、確かにオイル漏れではあるけれど・・・。

$3~4000くらいでエンジン交換したもんだ。

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フレームからおろす・・・。

さすがに何年も工具握ってないと体がなまってる、腰が痛い。

やっぱりだめだな・・・自分の体も作り直すか。

メカニックから店長やフロントマンになった人たちは何かのきっかけで

こんな同じような事を思うんじゃないかな。

少しさびしい瞬間かもしれない。

まだ、まにあうかな・・・。

さて次は・・・。

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つづく。

ひさしぶりだな。

西東京の工場も年末に向けて大忙しのようだ・・・。

ずいぶんと前にエンジンから異音がするとのことで入庫したのが1997年FXDスーパーグライド。
うちのメカニックがエンジンバラして見た所こんな感じ。

カムベアリング破損
カム破損
コンロッド固着
その他・・・。

まあ別に珍しい故障ではないけど。距離は約70000キロ。

どこまで修理するのかはお客さんとメカニックの間で相談、金額の問題もあるからね。

そんでもって、「あーでもない」「こーでもない」と言っている間に乗り換えることになったらしい。

新しく乗り換えたお客さんはもちろん大喜びだが、残されたスーパーグライドはちとさびしそう・・・。

バラバラの状態で工場に埋もれていたのがこれ。

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さてどうすっかな?

「だれか早く直せよ」と言いたいところだがみんな毎日朝から晩まで忙しいようでなかなか手がつけられない。

ん~~~~~。たまにはやるか!

という事で自分でやる事に。

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つづく。

エボリューションエンジンO/H その2

大変お待たせいたしました。

続編です。

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加工に出していたシリンダーとヘッドが届きました。

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シリンダーはオーバーサイズピストンに合わされ、綺麗にホーニングされて帰ってきました。

このクロスハッチがたまりません。

・・・ゾクゾクしますね。

 

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バルブガイド製作、挿入されて戻ってきたヘッドです。

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切削痕がとても美しいです。

そして、組み付けに入ります。

組み付ける際は、ピストン、シリンダー、バルブなど、金属同士が擦れ合う所にオイルを塗布しながら、傷が付かない様組み付けます。

そして、トルクレンチを使い各ボルトを均等なトルクで閉めます。

 

 

 

こうして、エンジンがリフレシュされ、車両の寿命が延び、元気に走るようになりました。

今回O/Hしたのは、12年前の車両なのですが、距離を走ってくたびれていたとしても、こうして修理して一つの車両を大切に長く乗ることはECOではないでしょうか?

 

距離もだいぶ走ってるし、そろそろエンジンO/Hでもとお考えの皆様。

お気軽にご相談下さい。

 

 

 

ハーレーダビットソンシティ西東京店 サービス 寺田 敬太郎

エボリューションエンジンO/H その1

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西東京店サービスの寺田です。

今回からエボリューションエンジンのO/Hを何回かに分けてUPしていこうと思っております。

O/HするE/Gは98年式。走行距離16万キロでございます。

O/Hを担当するメカニックはもちろん山本晋平さんです!

それでは、次回更新をお待ち下さい。

 

前フリだけでスミマセンm(_ _)m

 

 

ハーレーダビットソンシティ西東京 サービス 寺田敬太郎

100年近くかけて進化し続けたHD社のトランスミッション

え~西東京店サービスの谷です。

たまには、こんな話はいかがでしょうか?

ハーレーのトランスミッションのお話です。

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『バイクのミッションの構造はどれもそれほど変わりは無い。
ただ、HDBIG-TWINT/Mは、E/Gと別体になっているところが他のオートバイと大きく異なる点だ。

ハーレー以外のバイクも、昔はT/Mを設計するメーカーとエンジンを設計するメーカーが別の場合が多かったから、ミッションとエンジンは別体なのが普通だった。

 T/ME/Gと別体になっていると故障した時もT/Mだけ外してOHや交換することができるから便利だ。

今のバイクのT/Mは昔と比較しては信頼性も上がり、別体にする必要はなくなってきている。

がしかし、この部分も、HD社は昔ながらのスタイルを採用し続けているところだ。八―レーのT/Mは2007年モデルから6速になっている。(2006年にDYNAモデルは6速になりました。)

HD社は30年代のサイドバルブ・エンジンを載せたBIG-TWINのころからずっと4速だった。(1985年まで採用)
サイドカーでは3速+バック・ギアというものもあった。
HD
社が5速ミッションを採用したのは、BIG-TWINに関しては79年のFLTツアーグライドが最初で、84年からほとんどの車種に、スポーツスターは91年から採用された。

ハーレーが4速から5速、6速と変更になってきたのは、高速化するのにオーバードライブなギヤ比がほしかったという理由だ。

オーバードライブとは、ギヤ比1.0以下のギヤを持つ変速機。
このオーバードライブギアを使うことによって、低いエンジン回転数でも高速で走行することができる。

低いエンジン回転数でも高速で走行するには二次減速比を変えるという手段もある。

ピッチが大きいと、一回ギアチェンジするたびに大きく回転数が落ちるのだ。
それぞれのギヤを使う時間が長くなり、加速時にはある意味ダイナミックな感じが楽しめるが、スムーズさには欠ける。

 反対に、減速のシフトダウンの際には、回転数が上がりすぎて、反動がかかってしまう。』

 

 

と、まあ、いつもこんなことを考えながら、走ってはいられませんが、たまにはバイクのこと考えてみるのも良いかもしれませんね。

 

 

 

新発見!

こんにちは。サービスの寺田です。

一段と寒さが厳しくなってまいりました。

バイクに乗る機会が少なくなってしまいがちな季節です。

故に、暖かい部屋にて愛車をどうカスタムしてゆくか妄想してしまいがちな季節でもあります。

そこで、V-ROD、CVOなどの油圧クラッチマスターが付いた車両に乗っている皆様!

吉報です。

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今までクラッチのフィッティングが無く、ハンドルバーの交換が出来なかったV-RODですが、交換できる部品を発見しちゃいました。

 

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あのハンドルが遠くて辛かったライディングポジションがコンフォートハンドルバーとVRSCDのステップ類を用いて、MIDコントロールにした事により国産ネイキッド並みの楽チンポジション♪

 

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コンフォートハンドルバーとV-RODのマッチングは最高です。

 

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身長163.9cmの小柄な巨匠TANIさんも余裕のポジション。股下180cmらしいです。(本人談)笑

これで今までV-RODに乗りたいけど、ポジションが・・・って事が無くなりました。

ちなみに今回撮影で使用した車両は、M様のナイトロッドスペシャルでした。

ペイントによりセンターのストライプがオレンジになっているのがとてもCOOLです。

 

V-ROD、CVOのハンドル交換について詳しくは西東京店までお尋ね下さい。

 

 

 

西東京店 サービス 寺田 敬太郎

クリスマスプレゼント

みなさん、こんばんわ。
いかがお過ごしですか?
今日はサービス工場からのクリスマスプレゼントのお知らせです。

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ショールームに設置しました ”取り付け工賃無料コーナー”
部品代が20%~30%、さらに工賃がタダです。

あんなものや

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こんなものがお得です。

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この機会に是非。
内容は随時変更されますので、まめにチェックしてみてください。

サービスフロント 山本誠