スタッフからのメッセージ

サービス

首の後ろに気を付けろ

首にビールが刺さっておりました。

えぇ、先日電車での帰り道。 電車の入口に若者が座っておるんですが、どうにも様子がおかしいんですね。

まぁ明らかに泥酔しておるのは分かるんですが、完全にグロッキー状態。 「お―ありゃ完全に飲み過ぎだなぁ、いいねぇ…学生さんは」とか思ってよく見ると。

「・・・?首の後ろに何かある?んん?・・・ ビールかありゃ・・・!?」

そうです、体育座りしているテンパの学生のTシャツの首からニョキットビールが出てるんですよ。 しかも500缶ですよ。 それネタですやん。

恐らく仲間に置き去りにされて、降り際に首の後ろにビール突っ込まれたんでしょう。何が面白いって時々うにゃうにゃ動くんですが、刺さったまま外れないんですね~。

よく見ると、完全に半径3メートル以内全員失笑な訳ですよ。 しかも、新規でご乗車いただいたお客様は漏れなく3度見な訳ですよ。

まァ時間がたっぷりありましたので、ずーっと観察しておりましたら、その内アルマジロみたいに床でゴロゴロ寝始めましてですね。 でもやっぱり首のビール缶は取れないんですよ。 もはや完全に笑いの神が降りてきていました。

まぁ私の正面のおっちゃんは完全に7度見してましたね。 まぁ泥酔してしまう年頃も御座いますが、ああいう時の女子の視線は冷徹です。 もはや”ウ〇チ”を見るかのようですよ。 「この便所虫がぁ・・!」位の目で殺されてしまいます。

くれぐれも泥酔してビール缶を首の後ろに刺されない様にどなた様もお気を付けなすって。

さて、本日の一枚。 意外と続いています、本当はもうやめたいと思っています。(笑)

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如何でしょう、ベンジ―ファンなら誰でもご存知かと思いますが、”AJICO”。 浅井健一氏率いるUA、TOKIEが参加しています。 こちらはラストアルバム”SHOW”。

見どころはやはりベンジーとUAのツインボーカル、まぁ正直嫌いな人は気持ち悪くてたまらんでしょうが、好きな人にはたまりません。 まぁクセのある酒と一緒で、ずっと飲んでると美味くなってきます。

お勧めはDISC2の、”深緑”。 まぁちょっと病的ですよ、深入りはしないで下さい。(笑)

中野店の様子を覗いて見ます?どうしましょうか、正直ここ最近はとてもご紹介できるような表の仕事やっておりませんでして。 え?裏ですか?いやいや、裏なんてもんでも御座いやせん。

大物もやっておるのですが、事務方ばかりで特殊任務が滞っております。 もうこれは謝るしかありません、そうです、納期完全にオーバーしまくっておりまして。

これです!

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中野店完全にキャリーオーバー状態となっており、何卒!何卒、長い目で見てあげて下さい!夜中まで必死でやっておりますので、ご理解受け賜わりたく!

芦田の独り言でした~。

マルモ

不定期更新等して、調子に乗っておりましたら、定期更新日をさり気なくスル―してしまった仕事以外は相当いい加減な男、芦田で御座います。 こんにちは。

どれ位いい加減かと申しますと、”マリモ”の事を相当長い間”マルモ”だと思い込んでいました。 しかも、周りで“マリモ”だと言っているのに、無視してマルモと言い続ける位に鈍感です。 しかもマリモを飼っているのにマルモと呼んでいました。

そうです、嘗て”ボルゾイ”を”モロゾフ”と呼んでいた私です。 えぇ、そうですとも。 ワイルドだぜぇ~? 一回言ってみたかったんですよねこれ。

どうやら日本列島は梅雨入りした様子で、通勤途中なんぞはアジサイの花を見かけたり致します。 嫌ですねぇジメジメ日本、ジメジメした日本、ジメジメした奴。

ジメジメと言えば世の中近頃ジメジメしとります、この前なんぞは、交差点で自転車に轢き殺されそうになりました。 物凄いお洒落でグラサンかけたカッコいいお兄ちゃんがイカレタスピードで赤信号無視して突っ込んで来ましてですね。 

強制的に”青は止まれ”の彼の独創的世界に強制連行ですよ。 同じロンゲでも仲間になれやしやんせんぜ。 オシャレも良いですが、脳みそも磨いて頂きたいですね。 今度その自転車見かけたら二度と組めない位に解体して、全く違う形にウェルド組みしてやろうかと思っとります。

脳みそと言えば、先日店舗の裏で女子中学生が泣いているのでどうしたのかと様子を見ていたら、変質者に汚物をかけられたようでした。 まぁご両親が来て話をしていましたので首を突っ込みませんでしたが、完全に頭がおかしいですね。 

まぁ別の意味で頭がおかしい私に言われたくないでしょうが。

それにしても世の中、AKBさんで盛り上がっとるばかりじゃいかんのではないかと疑問を感じたり致しました。 が、確かにまぁ可愛いですね彼女達は。(笑)

本日の一枚

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このシリーズに”Mr.children”さんを出すのは趣旨が違うような気もしましたが、やはり大好きなのであえて周知の一枚を。 そうです、あの“深海”ですね。

このアルバムは全アルバム中で最も好きでして、元々深海好きにはたまらん物があります。 私なんぞは無論深海生物も好きですが、お風呂で”深海ごっこ”をやる程深海好きです。

え?深海ごっこのやり方ですか?それは秘密です。お勧めは11曲目”ゆりかごのある丘から”ですか、まぁ聴いてない人の方が少ないですかね。

さて、中野店サービス。

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先日お話出ました純正ピストンのサイズ別比較対比。 風邪をひいているので熱っぽくてどうも何を書いているのかよく分りません。

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左から順に1800cc用、1690cc用、1450cc用、1200ccと並べてみました。 1340cc用もあったのですが、撮り忘れました。(笑) ショベルは転がってるやつは無かったですね・・・。

こうやってピストンスカートの長さを見ると、1450ccは長いですね!当然長ければ長い程スラップ制御になり、異音発生やメカニカルオクタン価が上がりますが、ピストンが重くなって参ります。 更にフリクションロスも増加してしまう影響から、スポーツエンジン等の設計では忌み嫌われる形状です。 低回転常用エンジンのハーレーでもピストンスピードは秒速10メートルは越えてきますので、軽いに越したことはないのではないかと参考書が言っていました。

因みに当たり前ですが、問題はピストンスピード自体ではなく、その慣性力と言えるかもしれません。 ピストンは秒速何十メートルとか意味不明なスピードで運動しておりますが、これ以上に恐ろしいのが、そのスピードに達する手前で一回一回0キロに戻るという事かと思います。

当然反復運動をしている物体ですから、往から複に戻る瞬間そのスピードを一旦停めて戻らないといけないんですね。 

その慣性力はバーテンダーが振るシェイカーの比ではありません。 まぁその”神の時間”とも言える“一瞬”があるからこそ、F1のピストンスピードをも上回る秒速30メートル以上と言われる燃焼火炎伝播スピードを受け止める時間が設けられる訳です。 

因みにノッキング後に発生するデトネーション(爆轟)は秒速300メートルを越えると言われています。 高回転時に発生するノッキングの危険性が4輪メーカー等で明らかになった昔、やはり破損につながったのはこのデトネーションが発生する衝撃波によって、ピストンの唯一の防御壁である“熱境界層”が吹き飛ばされ、直接火炎に晒された事による熱害であったようです。

あれ、何の話をしているんでしょうか。 全て分厚い参考書が喋っています。

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因みに、1450ccのピストンにはスラップによるスカッフ防止の切り欠きが無い。 長さに自信があったか?(笑)

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その後は当然の様に設けられておるようです。 

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因みに一番軽かったのはこの1800cc用。 鍛造か?いや違うと思うんですが。 鍛造はもっと軽いかな? やはり、無駄なぜい肉は付いておらず、スカートも短い。

スラップが起きやすいのではないかと思ったりもしますが、それは現行エンジンのメカニカルオクタン価の上昇の恩恵でしょうか?燃焼自体がインジェクション等のシステムによって高度に制御されており問題ない、筈? 私アホなので良く分りません。

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1800cc用はマーレーの刻印が入ってますね。

気が向いたら続けます。

芦田の独り言でした。

ラーメン屋のオヤジと初夜

近頃東京のお天気はどうも奇怪でございまして。

天変地異など召されぬよう、どなた様もお気を付け頂ければと思います。 そう言えば友人の結婚式の余興にて弾き語りをやる等と豪語しておりましたが、まずまず順調ではあります。

しかし、連日夜中の練習に若干寝不足がたたっております、この借りは、友人に現金で支払って頂きたい物です。 しかし・・・、実際本番で100人以上の前で弾くとなると、想像すると痛いプレッシャーです。

直前で「目が!目がーー!!」 とムスカの様に悶えながら逃げ出したい事請け合いですな。 100人のサイレントの中のアコギアルペジオ、アぁ憂鬱です。

話は変わりますが、本日は久しぶりに昼食にラーメン屋に行って参りました。 が、アイドルタイムに入っていたせいか、店のオヤジと私の二人きり。

何なんでしょうか?あの微妙な空気感、何故か妙な緊張感をいつも感じます。 何とも言えないあの”初夜の夫婦”のようなエロい感じ。 いや私は初夜を知りませんが。

おもむろに週刊誌のフラッシュを読んでいたら、たまたま開いたエロいページをマジマジ見ております私を、チラチラ見やがるんですね。

私は内心「なんやねん、どうせエロいよ、俺エロいよ?寧ろムッツリで結構!」と頭に来てしまいまして、まぁ初夜は嫌な雰囲気で終わったという話。 どうでもいい話。

本日の一枚、と言いたい所でしたが、本日はリコールのお知らせが御座います。 というよりもこれがメインで御座いまして、不定期発信の理由です。

ここ最近で割と多くリコール出ておりますが、中のリコール1834に関してですが、2006年1月1日以降に輸入された車両でヘッドランプがハイビーム時に、フォグランプをオンオフ出来ない回路設計になっておりまして、この仕様状態にリコールが出されたという次第です。

まァ単刀直入に申し上げますと、現在、既に車検の受検時や、自主的に、もしくはディーラー等で結線をヘッドランプのハイローに関係せず、独立してパッシングランプがオンオフ出来る回路に改善済みとなりますと、これはリコール対処済みと同等となり、特に部品交換も取り立て必要ないという事になります。

無論、D.I.Yでの結線を行われた方は、最寄りのディーラーにて結線状態チェックを行って頂きますよう宜しくお願い申し上げます。 これは、実際にディーラーが、仕様改善されているか現車確認する必要がある事も合わせてとなります。

ご不明な点等御座いましたら、最寄りのディーラーまでお問い合わせ下さい。

この度は本件に関し、大変、ご迷惑をお掛け致します事、深くお詫び申し上げます。 

折角なので久しぶりにメカネタでも如何ですか。

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こちらはT様新車カスタム。 現行最初から103cu.inchですが、いきなり110cu.inchに換装。 昔なら考えられない光景ですね(笑)103ピストンが使われずにお蔵入りです。

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110cu.inch以上になりますと、ケースのボアもシリンダー外径に適合させる為に、ボーリング作業を行います。 後戻りできない仕様ですね。 あ、でもスリーブ入れれば戻せますかね。

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こちらはサムライが作業しておりました、S様単体O/H。 トゥルーイングどこまでやるかなぁと様子を見ておりましたら、営業が終わった後もしこたまやったようで、ベアリングインナーレース部分で0.025㎜リミットの所、左0.020㎜右0.023㎜まで持って行ったようです。 グッドです。

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トゥルーイングの後はレフティベアリングのエンドプレイ調整です。 この様なダミーシャフトとシムを使用します。

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シリンダーから上はご自身で組み立てなさるそうで、いやはや流石です。 又何かありましたら宜しくお願い致します。

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話は変わり、新型?の油圧タペット。 S社のN君が疑問に思った代物。 検証致しましたら、確かにチェックバルブが効いている様子は無い・・・。 良いのか悪いのか? タペットの作動には問題なさそうな印象ではあるが。 もしかしたらその方が衝撃の減衰になたりするのか? 疑問が残ります。

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こちらはY様のXLの1200ボアアップ。 今回も前回と同じ仕様にしてみました、こちらの方が個人的には現行の1200まんまを作るより面白いと感じたからです。 何と言うか燃焼の伝播と排気音が883の名残にある様な気がするだけですが・・。 雰囲気かもしれません。(笑)

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ピストンとシリンダーの相性を考察します、無論リミットから外れている場合、ボーリング及びホーニングを施工しますが、リミット内であっても、クリアランスのバランスを見て、前後に振り分けます。 まぁ2通りあって、前後で熱価が違うのであれば、それに出来うる範囲で組み込みたいという気持ちの部分です。 これは別に検証した訳ではありませんが、トップ部分のクリアランスの狭い組み合わせをフロント、広い方をリアへ回すのは私個人的な趣です。

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こちらはY様の95cu.inchのフォージドピストン。 こちらも勿論マッチングを行っとります。 あ、まぁ効果の程は分かりませんよ、私はそんな実力ありませんので・・・。

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ワンオフが少し減ってきて、モーターのお仕事が続きます。 ピストンって可愛いですよね。

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並べて見比べていると色々違う物です、次回は車種別のピストン考察でも如何でしょうか。

おあとが宜しいようで。 芦田の独り言でした。

GREEN 4

5月も下旬ですか、今年も半分が近づこうとしています。 

またやって参りました、2週間おきでやってまいります、この意味不明なブログの時間。 

若干続ける意味が希薄な様な気も致します、続けると言えば最近はドラマも視聴率次第ではあっさりと打ち切られたり致します。

いやはやどうなんでしょう?その心境たるや心中お察し致します。 何と言うか、数字が全てでは無いにしろ、やはり自信を持って世に出しておる訳ですから、そりゃ最初は意気揚々な訳ですよ。 ヤバい!と思ったら途中から変化球にしてはいかんのでしょうか? 

例えばアットホームなドラマで中だるみな視聴率なら、いきなり翌週から夫が実は万引き常習犯だったとか。

息子が放送ギリギリな位に半端なくグレてしまうとか。 どうせ終わってしまうなら、派手に滑った方が気持ちいいと思うのは、まぁ全て冗談でございます。 滑ると言えば、先日ツレと楽器屋に行ったらツレが店内で派手に滑って転びまして、楽器に突っ込むかと思いましたが、残念ながら(?)無事でした。 

ドラムに突っ込んで”ドーン!!”とかいったら、もう100点満点なんですが・・・。

しかしながら、何事も自信は大事ですが、間違った自信は大きな過ちを生む結果となり得ます。 私等は中学校の頃、家庭科の授業でトマトソースを作る授業がありまして。

各自家庭から材料を一個づつ持ち寄る訳です、持ち寄った材料でトマトソースを作るという訳ですが、私の担当は”コンソメ”。 

しかしですよ、私は日本料理嫌々委員会の福生支部長な訳ですよ。 コンソメが何たるかなんぞ分からん訳です。 しかも、もはやチームでトマトソースが出来ようが出来まいが興味すらない訳です。

けれど、一応家に帰り、母親に「あのさ、トマトソース作るやつくれ。」と言ったらですよ。

母親は”トマトソース”を出してきたんですね。 しかも缶の立派なやつですよ。 其れを見た私はまぁこう思った訳ですよ。 「おぉ!トマトソースじゃ!ふはは」

翌日学校に行って家庭科の授業本番の日ですよ、これは大変でしたよ。

A 「芦田君!コンソメ頂戴。」

私「ん・・・? コンソメ・・・?」

A 「早く頂戴よ!コンソメ!」

私 「いや・・・その、なんだ、コンソメっていうかトマトソース?じゃなくて?(袋から出せない)」

A 「だからそのトマトソースを作るんでしょ!」

私 (うほ・・・やっべぇ、マジやべぇ笑) 「んとねー、ま、コンソメは忘れたんだな!ごめん!」

A 「バカ?」

はい、今週の一枚。

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“Sheryl Crow”の”Wild flower”で如何でしょう。 シェリル氏と言えば全米を魅了した女性アーティスト。 ロックミュージシャンと思われがちですが、まぁどちらかというとカントリー系。

私は2枚ほどしかアルバム持っておりませんが、それでもその魅力は凄まじい物があります、その美貌もですが。 曲はこれでどうでしょう、2曲目”perfect lie”。 これを完璧に翻訳するのは至難の業かもです、歌詞は私の想像の世界になってしまっています。

そう言えば明日から”ブルースカイヘブン”ですね、お天気は・・、何とか持ち直しそうでございまして。 と言いたい所ですが、どうも近頃のお天気は油断も隙も御座いません故、雨具はしっかり装備なさった方が賢明ではないでしょうか。

今年は私も初参加させて頂きます模様で、工場の穴倉から引っ張り出されました。 まぁモグラはあまり外に出るもんじゃありませんね、悪い事無けりゃいいですが。(笑)

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ロクに乗りもしない愛車を引っ張り出してきました。 止まらなきゃいいんですが、止まっちゃうとそれはそれで面白いなぁと思ったりもします。

そう言えば中野店のGREENに新しい仲間が入ったようです。 それにしても驚きました、自分以外に植物に気を掛けている人がいるとは。

宜しくな。

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芦田の独り言でした。

二股故に

マイペースにボチボチと更新しているつもりではござんしたが、信じられない位に2週間が早い。

これ以上早くなると、それはそれで”気持ちええですやん?”みたいなヘンな気持ちにはなります。 とは言え、決めごとは決めごとに御座います故、これはしっかりやっていきたいなぁと思っております。

アクセスはずいぶん減りましたが、直にお越しに頂く方は以前の倍近くになりました。 これはこのブログの本質的な部分を露呈している感が致します。 まぁそうです、手広く勢い良くというのはどうも苦手で御座いまして・・・、人見知りが無理する物ではありません。

手広くと言えば、巷では二股が話題を呼んでいるようでござんす。

えぇ、そりゃもう男のロマン、二股・・・はダメですか。(笑) まぁ同じ男として気持ちも分からんでもないですが、擁護してフルぼっこにされるのはご免こうむります。 しかし、二股してあれだけの騒ぎになるとは、つゆほども思っておらんかったでしょうね。

やっぱりバレた時は、焦ったでしょうね。 ワタシの友人等も、二股常習犯みたいなのは居ましたよ、えぇ。

彼は家でバレタ時、焦ってどうしたものか、いつもはリミット5700rpmなんですが、その時は20,000rpm位で頭が回ったそうです。

彼女に携帯を見られ、彼女に浮気相手とのメールを知られて、彼が取った行動。

走って逃げだしアパートの階段から転げ落ちまして、「イタタタ!!イタイイタイ!!たすけてえぇ!」と助けを求めたそうです。そしたらまぁ彼女は二股どころじゃなくなり、彼を助けてあげて、馬鹿なことするもんじゃないと逆に労わったそうです。 う~ん・・・。

まぁ、渦中人も、皆様も、いざとなったらお試し頂ければと。 え?そんなシーンが無い?本当にそうですか? いやいや・・・それはそれはようござんした。 おあとが宜しいようで。

本日の一枚!

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こちらのジャケットで分かる方は大勢いらっしゃるかと。 ”かりゆし58”の”アンマー”、まぁ沖縄出身の正統派のロックバンド、兎に角真っすぐで男らしくて、アツくて、純粋で素敵なバンドです。 ワタシは大好きでして、ワタシの歪んだハートを矯正してくれます。

曲は勿論、ジャケタイトル通りの”アンマー”でしょう。 聞けば納得、もろい人なら泣いてしまいます。 母の日にちょっと聞いてみて下さい。 お母さんを大事にしようと普通に思います。

中野店、サービスの様子を・・・、と言いたい所ですが、ちょっと今日は気分が乗らないのでやめときます。

そういう時は無理しないに限ります。

芦田の独り言でした。

体臭ブザー

雨が続きます4月も下旬は27日。

梅雨でもないのに妙にジメジメしているような気がしてきます、そう言えば今年の梅雨は結構暑いんじゃないか説が巷では流れておるようです。

正直言って梅雨の通勤はなかなか最悪に御座いまして、特に電車等では、地獄絵図なる物を見る事もしばしばにございます。 特に厳しいのが異臭騒ぎ・・・じゃなくて体臭ですか。

まぁ自分が絶対大丈夫とは言い切りませんが、もはや殺意すら感じる体臭を放つ輩もおりまして、こう言っちゃなんですが、改札に体臭検知器とブザーを設置しても良いんではないでしょうか?

ブザーが鳴ったら、物すごい数の駅員に問答無用で改札外へ突き飛ばされる。みたいな。 えぇ、全て冗談で御座います、ご容赦下さい。

そう言えば先日などは、雨のせいで駅で大恥かきましてですね。 そうあれは割と強風の雨の日。

途中乗り換えで、時間があったのでベンチに座ろうとした訳です、まぁ見た感じ何もないと思いきや、着座10センチまで到達した時点で、大量の煌びやかな雨がベンチを覆っておりまして。

こんな感じになりました。

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途中で気付いたのは良いのですが、落下する体を直前にエビぞりにして交わしたら壁に激突な訳です。しかも何故かやっちまった感が否めないにも関わらず、「あぶねぇ~、ふぅ~」とか言ってしまいました。

まぁ幸い周りにギャラリーがいませんでしたので、不幸中の幸いでしたが、もし見られたらワタシは来月からヨットで世界一周にでも出てしまうかもしれません。

さて、どこまでやるjか考えものですが・・・、本日の一枚。

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“GORILLAZ”の”DEMON DAYS”。 UKの架空バンドで知られるこのバンド、実在しない人物をアニメーションを使用して楽曲を演奏させています。 あらゆるジャンルの音楽をごっちゃ混ぜにした様な、独特のサウンドを放ちます。 お勧めは5曲目、”DIRTY HARRY”でしょうか。 説明不可能な奇妙な世界が待っています。

さてさて、中野店の様子。

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こちら先日ご紹介させて頂きましたY様の95cu.inスペシャル。 88ベースで嘗て最もポピュラーなパフォーマンスアップであったボアアップに改めて手を入れています。 コンセプトは全てスクリーミンイーグルを使用。

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カムはSEの211を起用、低回転は大きく犠牲にならず、中高回転域のパワーバンドを特性としています。

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ピストンもSEの鍛造ハイコンプ。 ピストン、リング、wpc施工。

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今回ヘッドはノーマルを使用、出来ればハイフローヘッドが望ましいですが、また将来的に。 ですので圧縮比はノーマルより高いが控えめ。

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オイルポンプも全部WPC施工。 

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ベアリング類も高強度の物へ換装。 出力的にはノーマルでも耐えれるかと思いますが、保険です。

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確実にレブリミットまで回す方なので、スプリングも強化しておきます。

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クラッチも強化の物へ変更。 つづく。

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先日ご紹介致しましたK様ラゲッジラック。 荷台とブラケットの接合作業。

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かなり頑丈に接合致しました。 ブラケットのハマりもバッチリ文句なし。

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仕上げにブラックにペイントしてラバーを被せて滑り止め防止処理。 荷台の下にはフックを装備。 まぁまぁの出来です。

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こういった荷物も楽々、尚且つ。

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ワンタッチで外れますので、その気になれば軽い荷物は荷物ごと外しちゃいますか。

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横長の荷物でもサドルバッグは開閉可能。 良好です。

芦田の独り言でした~。

指プルプル

あっという間に2週間!2日おきに2週間が来る様な気がします。 勘の鋭い方はお気付きでしょうか、2週か置きに更新しております芦田の独り言。

では、リクエストも頂きましたので・・・いきます。

拙者かれこれ地元を離れて8年位経ちましょうか。

高が8年、されど8年。

8年も関西を離れておりますと、関西弁もあまり出なくなってしまいました。 まぁそれは人にもよりますか。 近頃8年も離れているにも拘らず、友人からの風の便りが来たり致しまして、割と嬉しかったりも致します。

ロクな知らせじゃない場合もありまして、「フィアンセに逃げられた」とか「9ヶ月無職やねん、うふふ」とか、気心知れたツレなので、「いっそそのまま死んでくれ」と言ってやります。

先日などは、親友からの電話にて結婚の報告なんぞ有りまして。 何かやってくれないか?と頼まれまして。 

昔から”何かやる男”と位置づけられ、勝手に想像膨らませてハードルを上げられるシーンに多く直面したお陰で割と芸達者になったもんです。 今回は、アコギで弾き語り。

しかし、今は割と余裕かましとりますが、本番で100人以上の前でアコギを弾くというのは並大抵なプレッシャーでは御座いません。

つまりは指がプルっプルなりまして、アルペジオなんぞ、同じ弦3回位弾いてしまったりしまいます。しかも歪み音は無いので、音を間違えたら即刻オーディエンスからリアクションが起きます。 酷い場合にはAメロが何故か2回とか酷い事にもなったりします。

「プフ―!・・ウケマスルー!」と心の声が聞こえてきそうです。 まぁそんなこんなで選曲Mr.Childrenの365日。これでいきます。

そして本日の一枚。

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The Birthdayの”Motel Radio Sixty Six”。 終に出したかと思われた方もいらっしゃいますか。 まぁ私が最も敬愛する音楽家、チバユウスケ氏。 むしろチバ氏に殺されても構わないという位好き。

ご覧下さいこの佇まい。

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お勧めは7曲目”SHINE”文句なしです。

さてそれでは、中野店の実態。

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こちらはS様のモーター単体O/H。 時間掛り過ぎてしまい申し訳ありません!

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走行距離もあったか、ビッグエンドにはなかなかのダメージ。 一度表面が削れると同じ位置でローラーが落ち着いてしまい、局部的に状態が悪化したものと思われます。

当然ながら、ビッグエンドも回転運動のさ中、ラジアルのベクトルを多大な力で受け止めておりますので、やはり上部分にダメージが蓄積しやすい物です。 

現行の非分解式ビッグエンドにおきましても、時々はラジアルにエンドプレーが出てしまっておるビッグエンドに出会う事があります。 

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SSTは製作せよとのマニュアル指南では御座いますが、ある廃品で簡単に代用が効きます。 プレスで抜きますが膨張させて押し出します。 無論温度には気をつけねばなりません。

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上手く抜けたようです、流石サムライ。 腕上げましたなぁ・・・。

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メタルを新品に打ち替えましたら、クリアランス調整に入ります。 ラッピングツールと旋盤を使用してローラー、ビッグエンドピンとのクリアランスを1/100㎜単位まで揃えます。 

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非の打ちどころのないクリアランス出たようで、新品のベアリング類を使用してアッセンブリーに入ります。 ここからトゥルーイングになります。

シーズンオンしてメカニックの顔色が一気に悪くなってきました。 さぁこれからが勝負です。

芦田の独り言でした。

髪食べる人

ロングヘアーが風に靡きますと、口の中に無造作に入ってきたり致します。

まぁ本日の様なお天気ですと、靡きっぷりも驚異的な靡きを見せてくれます。 そりゃもう、口の中にソーメン並みに入ってきてですよ、傍から見たら”髪食べる人”です。

いやいや、もっと言えば、”歩きながら髪食べてる人”な訳です。

すれ違う人たちは、「あっつ!髪食べてるやん!?この人!」と思う訳です、しかしながらこの時、穴があったら是非とも入りたい所存という心理状態を、絶対見せてはいけません。

即ち、「んあ?まぁ普段結構食うね髪とか、俺。」 位の余裕を見せないとイカン訳です。 何の話かよく分らんですが・・・

はい今週の一枚。

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 割と古めのチョイスで恐縮です。 ”JOHNNY HALLYDAY”と”STRAY CATS”。 これはもう名盤中の名盤で御座いまして、曲は勿論”JOHNNY B. GOOD”。 レジェンドと呼ぶにふさわしいこの二人の掛け合い、聴きどころはやはりシャッフルに乗せたギターリフの数々。

音源は割と入手困難ですが、YOU TUBE等でも是非一度ご拝聴如何でしょうか、確実にバイクに乗りたくなりますこの一曲。

さて中野店はと言いますと。

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こちらフルカスタムでオーダー頂きましたH様のXL1200Xのアッパートリプル。 以前何度かご紹介しました、一体式クランプの解除作業。 手作業にて上部のクランプを切り取ります。

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切り取った跡地を平らに慣らしていきます。 

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立てるライザーは汎用品ですので、座面を掘り出さねばなりません。 此れも手作業で彫り込みます、根性と丈夫な手首があれば、割と大物のビレット製品も、製作できると思います。

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表側はそんなに大袈裟では無いですね。 

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違和感はありませんが、こういうのとっくの昔に売っているような気がしますが、正直売っているかどうかはあまり興味がありません。 どちらかというと、これがお客さんのマイノリティになって、喜んで頂いた後のお付き合いが好きなだけです。

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ビキニカウルもお客様のご希望で装着致しました。

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手曲げのテールランプステーもまずまずでしょうか、何の変哲もない鉄の棒ですが、ひん曲げるのに1メートル以上の鉄パイプを使用して曲げていきます。 沢山作りましたが、同じカーブの物は一つも出来ませんでした。

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こちらは先日ご紹介致しましたK様のラゲッジラックオーダーメイド。 指定サイズの枠を先に製作して、中の格子を考察します。

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格子を内側に入れるのですが、パイプのRとベルトサンダーのRがジャストサイズ。 まぁ偶然です。

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差し込んで確認できたら、量産して組み込んでいきます。

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先ずは縦に3本。

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隙間を失くしておけば母材だけで割と強度は出せます。

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乗っかったり、蹴っ飛ばしたりしたらちょっと不安な剛性だったので、横方向も柱を入れていきます。 

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結局心配だったので、全部柱を入れました。 高低差を生まない様に横方向は一本一本切りだして嵌めてあります。

続きます。

こんな事しながらもしっかり最新型を専門に取り扱っております、2012年モデル是非中野店にてお買求め下さい。 その後にマイノリティをお取り付け致します。

芦田の独り言でした。

ビーフシチューにゃかなわねぇ

つい先日書いたばかりだと思って油断すると、あっという間に2週間以上たっとるではないですカニ。

どんだけ時間経つの早いのカニ・・・。

久々に芦田の独り言を書いてみようかと思うカニ。

そう言えば、先日ビーフカレーの強制発送のお話を致しましたが、やっと私の声がお上に届いた様で、先日の融資の中にはビーフカレーは入っとりませんでした。

代わりに”ビーフシチュー沢山食べたいですね”とメールで送ってみたらですね、1パックだけ入っとりました・・・。 

「何でシチューの場合は1パックやねん・・・。」

部屋で一人で愕然としました。 しかもですよ、”短い靴下もあると嬉しいっす”とこれまた希望を出してみたら、ビミョーーーに長いハイソックス1歩手前のやつが来ましてですね。

「むしろ時代的に此れ探す方が難しいやろ」、と部屋で一人でブツブツ云ってました芦田は今年33歳になります、趣味はゲンゴロウ探しと、ウォーリーを探せです、よろしくお願いします。

はい、今日の一枚。

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LOSALIOSの4thアルバム”The end of the beauty”。 これまた知る人ぞ知るですか、まぁ好きな人には説明不要、中村兄貴の一人旅の一つであります、この一枚。 元ブランキーのドラマー中村達也氏率いるインストバンドで御座いまして、強烈な面々が揃っております。 はっきり言って超クール。 お勧めは6曲目”SNAKE EYES”でしょうか、武田真治のサックスが強烈に吠えております。

全アルバムお勧めですが、1枚目の“世界地図はちょっと濃い目なので2枚目からにした方が良いかもしれません。 

さてさて中野店の久々のご報告。

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先日ご紹介致しました、T様デタッチャブルサドルバッグフレーム中野スペシャル。

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受け側のプレートをフェンダー内部へ装着致します。 更に左右に渡して強化のサポートを装着致します。

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デタッチャブルにした事によりかなり接続部に負担が掛るので、可能な限り強度を求めない部分は肉抜き致します。 外側のフレームはこの様にノーマルと変わらない様に見えますが・・・もはや一般の方は何をやってるのかサッパリ分からない状態になってきました。

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装着時はこの様な状態になります、まぁこれは今まで通りです、寧ろ今まで通りを維持する事が今回のお題でしたか。 

T様には、またバイク買いに来るから!と仰って頂き、暫くして本当に買いに来て頂きました・・・。拙者もはやT様には足を向けて寝れませぬ、しかし方角分かりませぬ! 新しいプランもお任せ下さい。

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こちらH様のモーターワークス。 883を1200へアップデート、今回はちょっと手がこんだアップデートになりました。 コンバージョンキット成る物が御座いましたが、当たり前過ぎて面白くないので、パーツはローコストで、テックにコストをかけるのが今回のコンセプト。

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ヘッドは883そのまま起用して、ピストンを鍛造コンバージョンピストンを用意して、各部WPC施工。 独特のピストントップ形状に見えますが、一見ローコンプピストンと思わせつつノーマルの圧縮比より高い組み合わせ。 883の燃焼室容積ですとピストンはコンプダウンで差し引きしても結果若干ハイコンプと云う設定です。

これまでは燃焼室を容積アップして圧縮比を調節していた物が、わざわざこういったピストンも用意されています。 ただし、シリンダーは以前の旧スポーツの様にボーリング作戦が通用しません、ライナーの肉厚がギリギリで実用的な強度を保持できる厚みに足りなくなります。 よってシリンダーは1200ボアの物を購入しなくてはなりません。

段々マニアックな話になってきたのでこの辺りで。

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こちらエンジン単体ご依頼のS様、インプラ勘合リブが痛々しい事になっておりまする。 こちらのお仕事はワタシの最も信頼するお弟子の一人、サムライ担当。 当初ウェルディングで直す方向で考察しましたが、この範囲ではあまりにも歪みリスクが高すぎます。 よって、いつも最終選択肢ではありますが外注での依頼選択。

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う~ン、見事。 これはちょっとイケてますね。 

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アルミ材のスリーブを圧入してあります、これなら歪みは無いし、また破損したら交換が効くというなかなか始末の良い結果です。 大型の旋盤があれば作れるかな・・・、これもやりたいな・・・。

え~、ご紹介が追いつきません。

何卒気長にお待ち頂ければ幸いです!

芦田の独り言でした。

繁劇 

本日は晴れとの予報でしたが、イマイチすっきりしない空模様でござんした、中野区の上空。

中野チャプターツーリングから帰還なすったお客様が御集りになられ、久々に賑やかな雰囲気でござんした。

しかしそれにしても、ロクにブログも書けない程お仕事に勤しんでおりました、中野店サービス雑用係の芦田です。 普段はお花に水やりとか、お店の回りを向こう3軒両隣を掃き掃除したり、カラスを威嚇したりして過ごしておりましたが、この数週間おちおち寝ていられませんでした。

こんな汚れた某にも、何ぞお役目等が御座ります事、誠に心をかしゅう御座います。

それにしてもちょっと面白いお話しようにも、お仕事しかしておりませんと、何一つ出て参りませぬ。 故に社会情勢等に開口してみようかと発起致しましましてもイマイチニュースも見ておりませんでした。

なにはともあれ、本日は一つ区切り。 お仕事も一区切り致しました。

はい、今日の一枚。

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奥田民生氏の手掛けた一枚、”car songs of the years”。 何とも車愛好家の趣が出ておりますこの一枚。まァ奥田氏と言えばユニコーンに始まり、その軌跡の功績は枚挙に暇が御座りませぬ。

かくいうもの私も大ファンで御座いまして、アルバム29の頃から御拝聴を続けております。 

このアルバムでは13曲目ラストの”あくまでドライブ”がお勧めでしょうか。 まァ何が良いって、このセリフ。

”そうする事に決めたから 狭い角度に決めたから” ”はるかな道を独特の道を 選んだと行くのだと”

フム、付けも加えもできまへん。

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エンジンパフォーマンスで入庫しておりましたY様、こちらの画像は参考画像ですが、フライホイールのシフトトラブルのソリューションとしてUSAではしばしばやっておりました圧入ピンのウェルディング。

私自身はピンの圧入精度さえ確たるものであればここまでの処置は当時、大袈裟であろうと思ってはおりました。 が、ケースバイケース、今回に関してはこれ以外に良い選択肢が該当なし。

と云うのも、モーターのパフォーマンスを上げるコンセプトの中でボア&ストロークをスクエアに近付けたいというのが前提条件にあり、もっと言えば今後スクエア専門にモーターパフォーマンスに関しては続けて行こうとひっそりと考えておりました。

そうです、あの88-95cu.inchのナチュラルで感応的な吹け上がりが最近改めて大好きになってしまいまして。近頃色んなバージョン排気量でスクエアv-twinを組み立てたいと考えたりしておりました。 それもこれも、近頃の大排気量化で何だかお腹いっぱいになってしまい、88に乗った時に初心に戻る物があったからなのかもしれませぬ。

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まぁ詳しい話をするのもブログとして気持ち悪いので、やるにあたって最も肝要なのは両ホイールの固定と溶接範囲、母材全体温度、部分高温温度の分布の想定・・・でしょうか。

しかしながら言ってしまえば想定でしかなく、検証と云う物と混同してはなりません。 燃焼室を磨かないのかと聞かれた事もありますが、何の検証も成されていない条件で“入魂”してもそりゃ“魔法の言葉”になっちゃいますし、私が磨いた検証できていないヘッドよりも(見た目は良いかもですが)、プロやコンピューターがベンチフローで検証して削り出したヘッドの方がよっぽど価値があります。

まぁ誤った検証のまま、そのまま市販する恐ろしい業者もいますが。 いやはや“魔法の言葉”は怖い物です。

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今回、入熱前に調整を済ませてその上でのウェルディング、結果としてトゥルーイングスタンドでの計測でもメーカー仕様を十分にクリア。 左右0.03㎜前後まで制御できました、使用済みのフライホイールの為、完全な脱脂がかなり難しかったのが難点ですね。 茶色の燃焼痕は不純物が燃えた跡ですね。

バランスの変化を制御する為、溶接棒を使えない母材溶接なので、ブローホールの制御には細心の温度管理が重要かと思います。 トーチ等でピンを炙るのは良いのですが、(ビッグエンドは高周波焼き入れ?だったと思う)低温焼戻し脆性が懸念されなお一層の注意が必要かと思います。

まぁ何にせよ、今後これで動く事も無い訳で、遠慮なしに全開回してやって下さいY様。 

続きはまた少しづつ・・・ 

ラゲッジラックの続きは次回でいきますK様!

芦田の独り言でした。